Apple Music 利用してみた

このところのサブスク型音楽配信の隆盛を見てそろそろ利用してもよいかなと思い始めたのが昨年。まず手始めに追加費用がいらない(もともとプライム会員なので)AmazonのPrime Musicを利用してみた。新しい曲は少ないが古いものはそれなりに入っており、昔を懐かしむ用途に向いてるのかなと思ったりした。新曲はすぐサブスクには来ないという認識だったので、まだ常用はできないだろうと思っていた。

そして昨年末に推しが新曲を含め全曲サブスク配信を始めた。そのときは「全部CDで持ってるし」と思い、まだ利用するつもりはなかった。

今年になって、アニソン新曲をAmazon Music Unlimitedで調べたら結構ありそうで今後の新曲はほぼ買わずに済みそうというレベルに達していたので、3か月お試しで使ってみることにした。もし有料で継続するにしてもプライム会員なら安い。しかしこのアプリは使いにくいし、またアーティスト名の表記や写真もいい加減で、あまり気持ちよく使えそうになかった。ミュージックビデオも対応しており、音楽のみとビデオの切り替えがしやすいという点では他より使いやすかったが長所はそれくらい。

他に考えたのはYou Tube Musicで、いっそYou Tubeもプレミアムでと思ったがちゃんとした公式音源も違法アップロードもシームレスすぎて、これもやはりあまり使いたいと思うものではなかった。

次にSpotifyを試した。これはアプリも使いやすいし見た目もよい。またスマホの場合は無料では自由な選曲ができないが、タブレットやPCは音質が少し落ちるのと広告が入ることを除けばほぼフル版同様に使えるので、無料版でも良いかなと思った。

常用するのはSpotifyで決まりかな、amazonのお試し期間が終わる4月から使おうかと思ったが、一つ難点は過去のCD取り込み曲や配信購入曲との共存。Spotifyamazonも対応はしているもののロスレスの取り込みには非対応で、いまさら再エンコするのも面倒。またミュージックビデオも非対応。

となると残るはApple Musicである。iPhoneユーザーで、しかもその前はiPodユーザーなので本来なら真っ先に候補に挙げるべきものであろうが、「既存音源がサブスクと一緒になってぐちゃぐちゃになった(消えたり他の曲と置き換わったり)」的な評判を見たため、利用するならかなり慎重にやらないといけないと思い、ちょっと使う気になれないでいた。常用する音楽アプリは気持ちよく使えなければならない。

一時は「やっぱりSpotifyが無難かな。サブスクはサブスクと分離するのがわかりやすいだろう。」と決めかけたのだが、「総サブスク時代が来たときに一番便利なのはiOSと密着しているApple Musicだろう。いつかは移行せざるを得ない時がくる。」と考えが変わり、安全な移行手順を考えた上で移行することにした。

最初は「既存の音源がぐちゃぐちゃになるのなら、もうiOSApple Music専用と割り切ろう。」と考えた。推しがサブスク対応したのでこの数年の曲はそれでほぼなんとかなる。iTunes購入曲も含めれば曲数で7~8割、実際に今聴きたいというニーズでなら9割はまかなえそう。CD音源(あるいはMora等で購入した配信曲)はAndroidとかDLNA経由とか、あるいは個別に別アプリで再生するかにしようと思った。

実際の移行手順は次の記事に続く。