UQ mobileでPixel 7a

普段はiPhoneを常用しているのだが、Androidスマホも2010年から2021年まで毎年買っており、今年は2年ぶりに何か買いたいという気持ちがあった。

いろいろ検討はしたのだが価格を見ると購入意欲が失せるの繰り返しで年末まできた。

Xperia 5ⅣのSIMフリー版は10万円を切っており心が揺らいだのだが普段はiPhoneを使ってる者のサブ機というにはオーバースペックなところがある。

Android端末はキャリア経由販売の場合は機種によっては叩き売りになることがあり、上記のXperia 5Ⅳもソフトバンク版はかなり安くなっていたようだがその分月々の料金は高いので躊躇する。それが白ロム市場に流れてもきているが決して安くはない。

2023年12月27日から携帯キャリアによるスマホ端末価格の値引き規制強化があった。一方で機種によっては値下げ上限も引き上げられるし、MVNO系キャリアは規制が撤廃される。それによる動きを見てみようと思い12月27日を迎えた。

するとUQ mobileがPixel 7aの取り扱いを開始し、MNPなら25,500円とのこと。これだ!と思いその夜さっそくオンラインで注文した。

価格はUQでの単価が47,500円でそれに22,000円の値引き。以前の値引き上限と変わらない値引きだが端末の元の価格もGoogleの直販よりも安くなっている。UQ mobileはSIMだけ契約の場合20,000円分の還元をしていることがよくあり、そのときもしていたのでそれをアテにして何らかのSIMフリー機を買うという手もあったが、Pixel 7aは端末代自体も安くなってさらにMNPでの値引きが入っているので、これはかなりお得。

いくら本体が安くても月々の支払いが高ければ意味がないがUQのコミコミプランなら税込で3200円ほど。これまで利用していたahamoやLINEMOより数百円高い範囲。Amazon Prime3ヶ月無料やApple Music 6ヶ月無料もあるのでそれを考慮したら実質は今までと大差ないと考えることもできる。(Apple Music無料は今の年間契約が切れてから行使、Amazon Primeは契約期間が延長される)

今まで使っていたLINEMOは何の不満もないし、通信的にはむしろUQよりも快適だけど今は目先の端末値引きが大事。1年後くらいにまたLINEMOに出戻りしてPayPayでポイントバックを受けてもいいし(1万円分以上は出る)、その頃ドコモの通信が改善してたら(無理っぽい感じもするが)ahamo出戻りでもいい。審査に響かない範囲でキャリアは変えればいい。

UQにオンライン契約で申し込んで(今回初めてワンストップMNPを利用し、転出元のLINEMO側で予約番号は不要だった)年内ほぼギリギリで届いてMNPのSIMを開通することができた。なお同梱されているSIMはiPhone 15 Proで使い、Pixel 7aにはiPhoneからpovoのeSIMを回した。povoのeSIMの移植には本人確認で2時間程度かかった。

UQ版のPixel 7aはAndroid 13で届いた。早速14にアップデートしたがその時点ではまだeSIMは入れてなかった。OSのアップデートには特にSIMは必要ないようだ。またUQのキャリアアプリも何も入っていなかった。(UQのSIMを刺さなかったからかもしれないけど)OSのカスタマイズ面で微妙な差異はあるかもしれないけど見える範囲ではGoogle直販分と違いはないようだ。

Pixel を使うのは3a以来だが、3aはやや安っぽさがあり(廉価版というのを考慮してもそう感じるし決して安くもなかった)ディスプレイも有機ELの割にあまりきれいではなく不満のほうが大きかったのだがGoogleフォトの無料権がついており、今でもアップロード用に現役で使っている(それで撮った写真でなくてもアップロードさえ3aを使えば対象になる)今度の7aは3aと比べると安っぽさは消えて高級感とまでは言わないけど持った感触は悪くない。ディスプレイも格段にきれいで、特にハードウェア面での不満は見当たらない。格段の進歩を感じる。