今日でahamo開通からほぼ1週間となるが問題なく使えている。前のワイモバイル(中身はソフトバンクそのもの)と比べて特に良くなるとか悪くなるとかは、特定のスポットで見れば違いがあるが全体的に見れば特に変わらない。ソフトバンクも昔と比べて良くなっているので違いは価格とか端末の仕様とか細かいところとなる。
今何ギガ使ってるとかが端末側のカウントでなくキャリア側の情報がiPhoneのOS上にほぼリアルタイムに表示されるのが便利。ワイモバイルは端末側のカウントしかなかったので課金対象の通信量を正確に知るにはMy Y!mobileにログインするしかなかった。
ではなぜ今回 ahamo、povo(あるいはUQ)、LINEMOにおいてahamoを選んだのか。
まず料金で言えば(以後税込み)2728円のpovo(またはUQのくりこしプランM)、LINEMOが最安、ahamoは2970円だが5分までの通話定額を含む。+242円で通話つきなら保険みたいなものでつけたほうが良い。1年以内ならLINEMOにも5分間通話定額がつくのでLINEMO有利だが今回はワイモバイルからの変更のため、LINEMOでは新鮮味がない。
auは端末の仕様的に残り2つとやや違い、機種を選ぶところがある。iPhoneは共通なのでまあ問題ないのだけどたまに気まぐれで他のにSIMを刺しかえるとなるとドコモまたはソフトバンク仕様のほうが無難なことが多い。そうなると今回はソフトバンク系以外にしたいという思いがあるので(今までソフトバンク電波で困ったことは特にないのだが)ahamo一択となる。iijmio等他の格安もあるけどこの価格であればそれ以下を選ぶ意味もない。
ahamoと他のプランの大きな違いはサポートがないこと、決済手段が限られていること、キャリアメールがないこと。サポートは特にいらないし、決済もappleやGoogleへのチャージは可能なので特に問題ない。キャリアメールはahamoにないことは問題ないがワイモバイルから変わる時点で長年使っていたのが消滅する。その準備はしておかねばならない。
今なおキャリアメールを使う理由と言えばこんなものであろうか。
- 携帯アドレスのみ受信許可の方に受信許可設定してもらうのが気が重い
- アドレス変更したことを人に伝えてアドレス帳を変更してもらうのが気が重い
- 携帯アドレスのみ登録できる(またはフリーメールアドレスが不可)サイトがある
- 多数のサイトにキャリアメールで登録したので変更が大変
- 確実なプッシュ受信
このうち1と2は両方セットで発生し、またどちらも自分だけでは解決できないことで、相手とのやりとりがLINEに移行していればよいが高齢で今なおガラケーだと結構大変。自分でやってあげるくらいの覚悟が必要。どうにもならない場合はSMSで代用。(しかもそういう層はキャリアメールとSMSの違いもよくわからないと思う。)
3は今でもそんなのが多いのかはわからないが、もし「(GmailやYahooメールのような)フリーメールは不可」程度の問題なら、ISP発行のメールアドレスで解消することもあるかもしれない。(PCサイトならそれでいけるはず。ガラケーサイト時代の慣習をひきずってるモバイルサイトは個人的には縁がなかった。)
4は大変なのを認識しているのはまだリテラシー高いほうで、本当に低い人は何にキャリアメールが紐づいているのか把握できていない。(後から慌てる)今はサイトへのログインなどでそのメールが死んだら認証通らないということもあるので、関係を整理しておく必要がある。
5はGmailの公式アプリがあればまあ大丈夫かな。スマホ初期には動作の怪しいところも多かったけど。
前回書いたように自分の場合はもともとキャリア側のサービスに依存していない生活だったので特に混乱なく移行できたけど、周りに高齢者の多い方は自分は良くても相手が、ということはあると思う。