LINEMO発表とかワイモバイル5G開始とか

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SoftBank on LINEの仮称で発表されていた、ソフトバンクの政権忖度プランはLINEMOという名称となった。ドコモのahamoやKDDIのpovoはブランドなのかプラン名なのか微妙な線をついていたがLINEMOはもうサブブランドと居直っているようである。

20GBで通話定額抜きだとpovoと同じ。そこをオマケでいかに差をつけるかで、ソフトバンクはオマケのネタには事欠かないと思っていたのだがLINEの「ギガ」がノーカウントというただそれだけ。

意外であった。メールなしと言ってたけどやっぱりつけますとか、留守電もつけますとか、当然Yahoo!はプレミアムですとかくらい言うかもと思ってたので。LINEとヤフーの経営統合の象徴に利用するのではないかと思ってた。こんなんでahamoやpovoと戦うつもりなのか。LINEで消費する「ギガ」なんてたかがしれてるだろう。

これは2000円台プランの戦いで多少povoやahamoに流出しても、それ以上に今の高いプランからオンライン型廉価プランに移行されたくないということなのだろうな。

LINEMOもワイモバイルも責任者は同じ人。ワイモバイルではヤフーの力をうまく利用していたので、そのノウハウを使うと思っていたのだがLINEは名ばかり。手続きなどをLINEで行うと言っても別に今更意外性なんて何もなく。おいおいLINE PayやPayPayを絡めたりはするのだろうけど、なんかソフトバンクらしくないあっさりした味付けは意外に思えた。この責任者の方はウィルコム時代にだれとでも定額にかかわってその功績でソフトバンクでも出世したのだが、その方が通話定額を切り離す決断をワイモバイル、LINEMOの両方で下したわけで、今は本当に電話での通話需要が減ってるんだなと思う。

一方今日からワイモバイルは新プラン開始。UQに見劣りするので何かキャンペーンで対抗かと思ったけど特に何もなく。

今日からワイモバイルで5Gが始まった。それに備えてTCL 10 5Gを用意していた。5G対応は順次とのことで朝は未対応だったが夕刻には5G利用できますとなっていた。スピードテストしたら4Gと大差ない数字ではあるが100Mbps以上はコンスタントに出ていた。なお5Gになるために再起動は必要だった。

話は2000円台で20GBのプランに戻るが、付加価値をあえてつけず、かけうどんのようなサービスに徹していると結局は麺や出汁が決め手にならざるを得ない。povoは天ぷら(トッピング)を売りにしているがLINEMOなんて何もないに等しいわけで。そうなるとahamoでいいじゃんと思うのであった。

今日の発表の朗報の1つにソフトバンクの乱立するSIM事情を整理するというのがある。まあそれは結構だけど今ワイモバイルのn101という万能SIM使ってる身には特に関係なかった。iPhoneでもandroidでも刺せばたいてい使え、ついに5Gにまで対応した。