左旋BS/CSほぼ終了。今後のBS/CSどうなる?

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WOWOWの4Kが来年2月いっぱいで終了。もちろん従来の2K版は続くが。

WOWOWの4KはBSでも左旋という4Kが始まるにあたり新しく導入された方式で、これはアンテナを交換するだけでは済まず、信号がアンテナから同軸ケーブルに降りた後も従来使われてなかった高い周波数のため、ブースターから分配器からケーブルから、すべて新しくしないといけないため、新築のついででもない限り非常に導入しにくいものであった。まあ光回線やCATVという手もあるが。

WOWOWに限らずCS(スカパー)の4Kは全て左旋だったのだが今春に全てのチャンネルが廃止、BS左旋は残ったがそのうち通販系の2つのチャンネルは右旋に移ることが決まっている。最後に残った4KのWOWOWがなくなると左旋を使うのはNHKの8Kのみ。これは普及率はほぼゼロだろうから事実上の左旋廃止ともいえる。こうなったら今後建築される物件(特に集合住宅)が左旋対応になるなんてこともないだろうしメーカーも左旋対応のアンテナや配線用品の生産が採算取れないだろう。今飛んでる衛星の寿命が尽きたらNHK 8Kはどうなるのか。

さてお先真っ暗な4K放送だが、従来と同じアンテナや配線を使う右旋はテレビさえ対応すればいいので導入はしやすい。先日書いたようにいまでは一桁万円で43インチのが買える。

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3ヶ月ほど4Kテレビ使った上での画質面での評価は、民放のアップコンバートのニセ4Kでもいうほど悪くない。ビットレートが低く今となっては旧式のmpeg2による従来BSと、ビットレートが贅沢でしかも新しいHEVCによる4Kでは2K制作番組でも結構違う。野球中継かアニメくらいしか見ないけどはっきり違いがわかる。まあ従来BSは4Kのために帯域を明け渡し、そのためにビットレートが低下、つまり画質も落ちたわけだけど。しかも最近かなりの時間帯でマルチ編成を組んでいる。

 

ahamo 30GBに増量

NTTドコモのオンライン専用プラン ahamo の月間の基本データ量が10月に20GBから30GBになると発表された。

データ量が価格据え置きで増量されるとは全く予想してなかった。最近は何かと言い訳をしつつ月の客単価(ARPU)を上げる方向ばかりだった(それは全キャリア共通)

いままで月間20GB程度で競争がされていたのだが、今後は30GBにラインが上がるのだろうか。

これらの月3000円前後(20GB〜30GB)のプラン比較をしてみる。なお実際はキャッシュバック、ポイント還元、端末値引きも考慮する必要がある。

 

月間容量

通話定額

価格

ギガ単価(1GBあたり価格)

その他特徴

ahamo

30GB

5分まで無料

2970円

99円

 

UQ mobile コミコミプラン

20GB

10分まで無料

3278円

164円

データ繰越あり。留守電、転送等無料オプションあり。

povo 2.0 20GB/30日トッピング

20GB

なし

2700円

135円

他に長期大量購入で割安なトッピングもあり。

LINEMO ベストプランV

20GB〜30GB

5分まで無料

2970〜3960円

132〜149円

 

ワイモバイル シンプル2 M

20GB

なし

4015円

201円

データ繰越あり。LYP付属。

ワイモバイル シンプル2 L

30GB

なし

5115円

171円

データ繰越あり。LYP付属。

楽天モバイル 最強プラン

3GB〜20GB〜無制限

Rakuten Linkを使えば無料

1078〜2178〜3278円

109円(20GBの場合)

 

「ギガ単価」では一気にahamoが最安になった(楽天モバイルを無制限で膨大に使った場合、povo2.0で長期間大容量トッピング購入の場合を除く)

もうワイモバイルはMでもLでも論外(もともと安くもないが)

UQ mobileのコミコミプランは通話定額が10分と長く、また留守電(iPhoneだとビジュアルボイスメールにも対応)や転送も無料オプションをつけられるので(これなぜかあまり宣伝されてないのだが)通話重視で30GBも使わないというならまだ競争力はある。繰越もあるので前月あまり使ってなければ翌月30GB使える。

KDDI電波を使うならpovo2.0を長期間大容量のトッピングを買うのが安く、ギガ単価はahamoを下回る。ただpovoは端末値引きはなく(端末を売ってない)時々au Pay還元をしてるくらいなので実質価格がどうなのかは詳細に検討する必要がある。

LINEMOはベストプランVを開始したばかりだが一気に競争力を失ってしまった。昔のソフトバンクは常に他の大手より少し安くなるように競争していたものだが、今やワイモバイルの価格に見られるように(もちろんソフトバンク本家ブランドも)かなり強気な価格で、競争を仕掛けなくなった。今のドコモはかなり通信品質が悪化しているので、LINEMOは「高いけど良い」路線を貫き、競争しないかも(苦笑)まあ価格は下げないにしても30GB〜50GBに増量するとか、増量しないかわりにLYPを無料でつけるとか5G SA対応を無料でつけるとか、何かしてほしい。また旧プランのスマホプランはどうするのか。

ahamoの30GBへの増量はUQやpovo、ワイモバイル、LINEMO対抗というよりは楽天モバイル対抗なのだろう。さすがに無制限にはかなわないが、それでも月30GB程度におさまることは多い。また月30GBに慣れてしまうと次は「大盛り」を追加するようになる期待もこめてるのだろう。

今のドコモの通信品質の悪さやdアカウントの使い勝手の悪さなど、すぐにahamoに飛びつくわけではないけど、料金自体はもともと非常に良かったのがさらに良くなった。他社も静観せず2020〜21年のように再び競争が活性化してほしい。

Youtube MusicからApple Musicに出戻る

月々のサブスク費を減らすため、音楽配信Apple MusicからYoutube Musicにしていた。動画の方のYoutubeをPremiumにしたのでそれに付属してる音楽配信で賄おうということである。

ところがあまりに使いにくく、1ヶ月半でApple Musicに戻ってきた。

聴きたい曲はどっちにもあるので、その面で困ったわけではない。ただとにかく使いにくい。Apple MusicはもともとiPodiTunesでの買取配信の時代を含めれば20年以上の歴史があるので、使い勝手の面では成熟している。またiPodiTunesの時代から使い慣れてるからというのもある。

Youtube Musicはオフラインモードでも何らかの通信が生じているのか、通信事情が悪い地下鉄駅内で再生が止まることがあった。これもストレスになった。

Apple Music解約後は昔ながらのiTunes(とは今は言わないのだが)から同期するiPod的な使い方をしていたのだが、それをApple Musicに戻す場合は前回書いたこのやり方が今もあてはまる。 

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iPhoneも母艦のパソコン(今回はMacを使用)もいったんライブラリをカラにする。バックアップは以前取っていたので大丈夫。

そしてライブラリを復元していく。iPhoneで作業をするのは大変なのでMac上で行う。幸いこの数年よく聴いていた曲のプレイリスト(Replay '24〜'21年まであった)は残されていたので、まずその中身をライブラリにコピペ、その後はその中にある主要アーティストの曲を順次復元、次にサブスク未解禁アーティストのCDから取り込んだ音源をバックアップから復元、そして以前iTunes Storeで購入した歌を復元。

ここで漏れなく曲をチェックするのはやはりパソコン画面が便利。すぐにiPhone側にも同期される。こういう管理環境があるのもApple Musicのメリット。Youtube MusicもPCでの操作はもちろんできるけど、Web版しかなくアプリがないので機能には限りがあるし動作もぎこちない。

やはりiPhone MacではApple Musicは避けて通れないと痛感した。

 

Osaka Metro 、大阪シティバス 地下鉄とバスの乗り継ぎ割引廃止

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大阪市交通局時代から続いていた、地下鉄とバス、およびバス同士の乗り継ぎ割引が事実上廃止される。一部残るものもあるが一般にはあまり関係はなさそう。

その分ポイント還元はあるのだが手続きしない人もいるだろうしあまり利用はされないのでは。ただ還元額は今までの割引よりも大きいので忘れず全部もらいたい。

ここで気になるのは地下鉄・バス連絡の定期券やPiTaPaマイスタイルの地下鉄・バスプランやバスプランについて。

定期券は価格を維持してくれたら特に影響はない。地下鉄・バス連絡定期はバス定期の半額相当で加算されている。マイスタイルの地下鉄・バスプランの上限額も同様。バス定期は短距離用を除き大阪シティバス全線乗り放題なので、これも価格を維持してもらったら影響はない。ポイントはつかないだろうがそれはそれでかまわない。

マイスタイルも月の上限額が今と変わらなければ通勤通学への影響はないからよいだろう。上限額に達するペースは早まるが。

ところがPiTaPaマイスタイルは定期と違って乗継ポイントが発生する可能性がある。*1今も微々たるものだが乗車ポイントがついており、マイスタイルでも例外ではない。すると地下鉄で行ってバスで戻るなどして何回も乗り継いだら儲かってしまう(笑)かといってマイスタイルはポイント対象外にするとライトユーザーは実質値上げになってしまう(ライトユーザーならマイスタイルでなくフリースタイルでもよいし、そちらはポイントもらえると思うけど)このような事態の防止のため日あたりまたは月あたりのポイントの上限額が設定される恐れもありそう。

あと気になったのはバスの場合、今までは90分以内(実際は100分程度で運用されているようだが)なら無条件適用だったが、「異なる系統」という条件がついている。今まではそこがみわけがつかないため、同じ系統の単純往復でも乗り継ぎ扱いになっていた。ICカードだと系統程度は判別つくのだろうか?複数の系統が走ってる区間、例えば62号で行って67号で戻る場合は乗り継ぎ扱いになるのだろうか?

また地下鉄とバスの場合は時間制限はなかったが乗継ポイントでは90分の時間制限がつく。これは今まではなんでなかったのだろうという太っ腹だったが。

このように今回の発表だけでは損得がはっきりしない。特にマイスタイルの場合については詳細発表を待ちたい。

*1:PiTaPa及びICOCAでの定期券利用などは対象外ですとあるが、マイスタイルは「など」に含まれるのだろうか?なおPiTaPaの定期はメトロやシティバスにはないが私鉄連絡定期にはある

LINEMOに出戻りと、サブスクの整理と

UQモバイルを昨年末から利用していたが7月末にLINEMOに出戻った。

UQモバイルの使用感は使い物にならないというわけではないのだが場所によって電波が薄く、また通信速度も極端に低くなることもないのだが100Mbps以上もあまり出ない感があった。LINEMOのソフトバンク回線の方が快適だった。

UQモバイルを使ったのは加入時にPixel 7aを安く買えたからで、またAmazon PrimeYoutube Premium、Apple Musicの無料期間が付いていることが決め手だった。

このうちAmazon Primeは3ヶ月無料で、もともと年間契約してたので更新日が3ヶ月延長された。無料期間終了後は再び年間契約。

Youtube Premiumはゴールデンウィーク頃に権利を行使し、3ヶ月の無料期間の間にすっかり広告なしに慣れてしまいもう戻れないので有料契約にした。少しでも安くするためGoogle Playへのチャージをポイント還元の多いときに購入し(楽天やYahooで時々やっている)年間契約代金はそれで支払った。決してiPhoneのアプリ内課金はしないように(ものすごく割高)

Apple Musicは6月に年間契約が切れたのでその日から無料権を行使した。6ヶ月あるのでそれの切れる12月頃まではUQを使って、それからMNPしようかなと思っていたのだが1ヶ月半使っただけでMNP転出し、Apple Musicは解約となった。あと5ヶ月5000円分相当の無料権があったので名残惜しいが。

なぜここでUQからLINEMOに転出したかといえば7月末にLINEMOの料金変更があり、新しくできるベストプランは使い方によっては値下げにもなるのだが実質的には値上げとなる可能性が高い。LINEMOの従来プラン(スマホプラン)今思えば神プランだよな、20GB使い果たしても1Mbpsで制限なく使える。ソフトバンクは本家ブランド、ワイモバイル、そしてLINEMOでも新プランではそういう「1Mbpsで容量無制限使い放題」を締めにかかっている。従来プランにするには今しかない…と思い、7月末に駆け込みでMNPした。駆け込みなのでeSIM。日中なら1時間かからずできる。

これでApple Musicの無料期間が切れた。切れたらすぐ聴けなくなった。

ここでApple Musicを再契約する手もあるのだがYoutube Premiumに入っており両方払うのは少し懐が痛い。音楽はYoutube Musicが付属しているのでそれを使えばいいじゃないかと考えた。ハイレゾロスレスの配信はYoutube Musicにはないのだがその違いがわかるほどの聴力はない。

Apple Musicが切れたので、iPhoneの純正ミュージックアプリはiTunes(とは今は言わないが)を使う従来方式の同期に戻し、Apple Music契約前(2021年春)までに蓄積した音源をバックアップから復元した。(こういうことがあるから音源のバックアップはしっかり残しておくべき)それ以後の曲はYoutube Musicを利用する。

Youtube Musicは音質はともかく使い勝手はかなり悪く、Apple Musicは神だったのだなと思う。とはいえサブスク配信曲についてはだいたい聴けるようなのでコスパは良い。

これで動画や音楽に関するサブスクはAmazon PrimeYoutube Premiumに絞られた。無料のAbemaもあるしこれで十分かな。これらの料金も年々上がるのであまり契約数は増やしたくない。

4Kテレビ Hisense E6K 購入

いままで自室のテレビはフルHDの32型 SONYの KJ-32W700C を使っていたのだが急に4Kテレビ欲しい病が発症した。

その背景は4Kの画質や解像度を求めてというよりスマートテレビとしての機能が目当てである。Fire TV StickやChromecast with Google TVで今までもスマートテレビとして使っていたのだがテレビに内蔵されてるほうが便利だろう。リモコン1つでなんでもできたほうがいい。

またこのところ録画はUSB接続したSSDを使い、全録DIGAは停止するようになってきた。これはDIGAの動作音(HDDと冷却ファンの音など)が安眠を妨げているからで、そのため録画用ストレージをSSDにしたブルーレイレコーダーがあればなぁと長年思っていたけど、テレビのUSB端子にSSDつなげば済む話だと気がついた。

SSDを使った動作音が無音の録画はテレビの特権とも言える。SSDだと電源もバスパワーでACアダプタもいらなくて場所もあまり取らなくて便利。*1それは今までのテレビでもできていたけど、今度のテレビは録画面でももっと多機能になる。

録画の機会も最近は減っている。この所はサブスク配信のおかげで複数同時に番組を録画する機会も減っているので同時録画不可でも問題ない。かぶった場合はどちらかを配信に切り替えたりして調整可能なことが多い。録画したとしてもほとんどの番組は見て消しで、録画を編集したりメディアに残すのは年に1度くらいなので、ブルーレイレコーダーはそのときだけ稼働させればいい。年に1度のために通年無駄な電力を消費し騒音を出し続ける必要はない。

今まではテレビの録画機能なんてオモチャやろと思っていたので自分でも驚くくらい急激に価値観が変わった。いや、まだ半信半疑なところもあるけど。*2

全録DIGAを今まで使っていたのは夕方のニュースに鉄道関連の報道公開が出たときに見れるようにするためだった。

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ところがいまやそういうのはTV局のYouTubeチャンネルやNHK+で公開される。だんだん好みを学習してレコメンドもされるし関西以外の地域の情報も見れたりする。見逃し番組もTVerでやってることが多いし、今は初期より画質も向上したようで実用になる。

このような背景があり、動画配信を見るのに便利で録画機能もそこそこな4Kテレビが欲しい病が発症した。

いままで4Kテレビは置き場所的に無理だろうと思っていたのだが、精査したらギリギリ可能と判明した。

4Kテレビはリビング用にシャープ機を買った経験はあるが自分専用は初めて。なので真剣に検討したのも実質初めて。リビング用は故障機の置き換えなのでエイヤっと決めていた。

4Kテレビの選定について。最初は4KテレビってみんなGoogle TV(以前のAndroid TV)なんだろうと思ってた。最初に見たシャープ機がそうだったので。ところがメーカーによってOSには違いがあり、REGZAやHisenseはLinuxベースの独自OSで、両者の中身はほぼ同じだと知った。

Google TVはアプリが豊富で(といっても実用的で信用できるアプリはそう多くはない)配信サービスの対応が多い。一方でOSの肥大化による動作の重さやガラパゴス的な日本のテレビ機能への対応があまり柔軟にできないとかがありそう。テレビが物理的な寿命を迎える前にサポートが切られる可能性もあるだろう。

独自OSはその点はテレビに特化してる分良いかもしれないがアプリの対応はTVメーカー次第のところがある。有名どころの配信でも未対応のものがある。

最初はREGZAがいいかなと思ったのだがあまり必要なさそうな機能が録画周りに多く、それよりはシンプルなHisenseでいいかと思いHisense E6Kを選んだ。根本的なところはREGZAもHisenseも同じはずである。

価格は5万円ほどで、今まで使ってた上記の32型より安い。定額減税に少し足すだけで入手できる。エントリーモデルとはいえすごいな。前述のシャープの4Kテレビは同じ大きさで倍以上の値段がした。

届いて使ってみての感想。

テレビとしての性能は特に問題ない。放送の4KはBSでしか実施されておらず、それもほぼNHKだけ。民放BSは従来放送のアップコンバートだけど、それは4Kのために帯域を明け渡している上にマルチ編成の多用で画質はかなり悪くなっている。そのため民放BS 4Kは「あまり画質が劣化していないフルHD」としての存在意義があり、4K制作でなくとも従来のBSよりは画質が良いと感じられる。圧縮されまくって画質が劣化した映像をテレビで4Kにアップコンバートするか、劣化前のオリジナルをテレビ局で4Kにアップコンバートしてるかの違い。

放送以外では、動画配信はまだ4K制作は少ないが、リモコンでサクサク見れて快適。

電源ボタンを押してから起動する時間も今まで使ってたテレビやリビングのシャープ製Google TVより速い。

あと、隠れた期待点であったAirplay対応はすばらしいの一言。iPhoneiPadMacもそうだけど)ユーザーはこれだけで元がとれる。このテレビの内蔵メディアプレイヤーでは見れないNAS上の動画もiPhoneからAirplayで連携したらなんでも(手持ちの範囲は)見れた。(iPhone側はnPlayer plusを使用)反応も良く画質の劣化も感じない。iPhoneも熱くならず負荷はかかっていないようだ。

内蔵メディアプレイヤーはiPhoneのHEIF画像は見れないけど、Airplayで簡単に見れるので、写真も動画も内蔵メディアプレイヤーはあまり使う機会はなさそう。

AirplayはMacBook Air(M2)のサブディスプレイとしても使え、もうHDMIでつなぐ時代じゃない気がする。(HDMI端子は3つあるがまだ何もつないでいない)Windows PCもmiracastでサブディスプレイとして使えた。

また音声面ではBluetoothイヤホン(ヘッドフォン)が使えるのもいい。すぐ接続されるし、音量もBluetoothと本体スピーカー別々に記憶される。住宅事情的にスピーカーで大きい音は出しづらいのでイヤホンやヘッドホンの接続性は大事。絵と音のずれもあまり気にならなかった。

またnasne(Buffalo版)の録画も見ることができた。メディアプレイヤーではなく録画一覧からたどると見ることができる。ソニー製TVとBuffalo版nasneよりもむしろ相性がいいくらい。このテレビの録画は同時に1番組なので(2チューナーだが1つは視聴専用)、かぶったときはnasneも使う。これはDIGAと違ってあまり動作音はない。(その後nasneの動作音も気になって、稼働を停止した)

4Kの解像度は写真を見る時以外はあまりメリットを感じないがそれ以外の機能で感動しまくりの良い買い物であった。

*1:あまり高性能なものは電力不足で動かない可能性もあるのでテレビ録画向けの製品を推奨。

*2:番組時間が変わった時の追従とか。DIGAはその点はしっかりしてた。

LINEMO新プラン

2021年の7月に「ミニプラン」ができて以来音沙汰のなかったソフトバンクのオンライン契約割安プランのLINEMOにほぼ3年ぶりに新プランができる。

この間、ahamoは大容量の「大盛り」ができていたが競合のLINEMOは対抗しなかった。ワイモバイルやKDDIUQモバイルは実質的な値上げを行ったがLINEMOは良くも悪くも変化がなかった。

もうLINEMOのテコ入れはないのかな?ソフトバンクは見捨てる気なのかな?と思ったりしたが突然新プランが発表された。

注目は10GBで税込2090円の「ベストプラン」ができたこと。割安プランはみかけの安さを競う3GBのプランと、20GB以上のプランばかりでその中間の実用的な10GB前後がなかった。

ソフトバンクの意図としては20GB以上のプランの利用者が10GBのプランに降りてくる心配が薄くなり、3GBまででおさまってたユーザーが3GBで足りない時代になって10GBくらい必要になってきたということなのだろう。

いままで20GBまでの「スマホプラン」は「ベストプランV」となり、20GBを超えると30GBまでにステップアップし、上限額は税込3960円になる。これも月々20GBでおさまってたユーザーが20GBでは足りない時代になったということだろう。月に20GBの場合今までの税込2728円よりやや上がって2970円になるかわりに1通話5分までの通話定額がつく。

LINEMOの5分通話定額は競合のahamoより安くするため標準装備じゃないというのが続いていた。新規加入の場合は期間限定で無料でつくけど、無料期間が済むとMNPされる恐れもある。実際私はその期間利用して他社へMNPしていた。今回のベストプランVは5分通話定額はセットとなった。

3年ぶりの料金プランの刷新で、3年間の通信トラフィックの上昇を反映しているので値上げ感は薄いのだが、客単価(ARPU)向上はきっちり計算しているところがソフトバンクらしい。これでもワイモバイルよりは断然コスパは良いので、機会があれば利用したい。今利用しているUQモバイルの特典が切れたら考える。