ソフトバンクとワイモバイルは、2026年4月10日に既存プランの値上げと新プランの導入を発表した。
ソフトバンクも今はホワイトプラン時代の安いイメージはまったくなく、ワイモバイルも2014年のサービス開始時代のシンプルで割安なプランには程遠い。昔のソフトバンクのARPUに近づいているのでは。
今回の改定の目玉である衛星通信サービス「SoftBank Starlink Direct」は、ソフトバンクとワイモバイルでは追加料金なしの標準サービスとして組み込まれる。
一方、今回は料金据え置きのLINEMOでも同サービスは利用可能だが、無料で利用できるのは2026年6月末までの期間限定。同年7月以降は月額1,650円(税込)の有料オプションとなるため、衛星通信を利用するならワイモバイルの方が得になるケースがある。
2025年6月に実施されたauやUQ mobileの値上げから約1年。ソフトバンクも近々追随するかと思われたが、ほぼ1年遅れでの追従値上げとなった。
依然としてネットワークの改善に苦慮するドコモや、契約数は伸ばしているものの黒字化への途上にある楽天モバイルを、現時点では強力なライバルとは見なしていないのだろう。
こうした状況では価格を据え置いているLINEMOの割安感が際立つ。しかし、前述の通りStarlink Directが有料化されることと、いまだに5G SAに未対応である点は残念。
対するドコモのahamoはすでに5G SAに対応済み(エリアは限定的)であり、さらに「docomo Starlink Direct」も当面無料で提供されることが決定している。
ドコモが3G停波に伴う帯域転用や、2025年度から進めている集中投資によって通信品質をどこまで回復させられるかによって、また出戻りでahamoを利用するかどうか考えよう。