4月30日発表のJR西日本中期経営計画にて、関空特急はるかへの新車投入との記述があった。
それ以外にも車両更新予算が5000億円取られており、他の用途の新車も多数製造されるのだろう。国鉄型車両に限らず、221系や初期の223系、681系など初期JRの車両も置き換える時期だ。いや、本来ならもっと早かったのかもしれないけどコロナ禍で遅れた面もあろう。今の鉄道車両はとても高くなっており、5000億円で何両製造できるのだろう。
さてはるかに導入される新車は何か?上記資料には「新型車両」とはあるけど、それは現時点で存在していない形式という意味ではなく、281系よりは新型という意味ではないか。つまり271系の本格増備ではないだろうか。番台違いのマイナーチェンジバージョンにはなるかもしれないが。
そうだとして、271系は281系の基本編成(6両編成)や増結用編成(3両編成、もっとも最近はほとんど増結しっぱなし)の置き換えなのか、あるいは271系の3両編成(増結用としてデビューしたので、現時点では271系は3両編成しか存在しない)の中間に6両入れて9両固定編成にするのか(不足する編成はまるごと9両編成を製造)どちらか?
それぞれ一長一短あり、前者だともし関空需要が落ち込んだ際は増結用編成を切り離して簡単に6両編成にすることができる。また6両編成、または3両編成のどちらかを需要に応じて団体列車に使ったり、運用の自由度が高まる。後者の9両固定編成ならATSやら無線やら装備が必要な先頭車を減らせるし、定員もその分増える。ただ9両編成の需要がない時期に、中間車を抜いて減車するのはやや面倒。もしコロナ禍のような需要の落ち込みがあれば減車ではなく減便対応になりそう。またグリーン車の位置が現在の京都方先頭車ではなく中間車となる(現在の271系は普通車のみのため)これは今の京都駅でグリーン車の客は改札から近い位置にという配慮だが、はるかが山科へ延伸されると停車する位置が変わるため中間車のほうがむしろグリーン車へのサービス向上となる。
現271系が両開き貫通路を装備しているのは将来6両編成と連結して9両編成になることを想定してのことだろうし、まあ6両+3両になるのかな(グリーン車の位置は変わるかも)
あるいは271系ではない新車が出る可能性もあるのか?その際は271系と混在するのか、271系は転属させて新型で統一するのか。だが、281系も271系もJRの特急車としてはやや全長が短く、また荷物置き場が大きいため座席定員が少ない。そのため大掛かりな改造でもない限り他の用途には転属させにくい。またその理由のため、他の特急(サンダーバード、くろしお、きのさき等)との共通化もしにくい。もっとも今の時代、どの特急にもはるか並の荷物置き場が必要かもしれないが。