iPhone 15 Pro 購入

秋の風物詩、新型iPhoneの発売のシーズン。

昨年の14シリーズは見送っており、13 Proからの置き換えで15 Proを買った。

今回は生産数が少ないのか例年より争奪戦が厳しく、予約初日の21時になかなかApple Storeのサイトにつながらず、やっと申し込めた時は当日配送はなく10月以降だった。早く欲しければApple Storeの店頭引き取りならまだあったが、発売初日の22日は仕事中で行けない時間帯しか枠がなかったので、翌日昼の引き取り枠でなんとか確保できた。心斎橋のApple Storeはお祭りムード。

このところ新型iPhoneへの環境移行はクイックスタートを利用しており、これまで8 Plus→11 Proのとき、11 Pro→13 Proのときは難なく移行できていた。今回も楽勝と思ったら…

どうも15 ProのiOS17にクイックスタートの不具合があるらしく先に17.02にアップデートしないとうまく動作しないようだ。いきなりやったら何も移行できない。何もできていないのに転送元の13 Proはもう転送したつもりでいるらしい?こんな不具合があるなら商品受け渡しのときに一言言ってよApple Storeさん。

まず17.02にアップデートと思っても一向に進まないので、Macにつないでそちらからアップデートした。USB type-Cの初接続はMac相手となった。でもそのおかげなのかOSの転送は速かった。

その後ようやくクイックスタートして今度はうまくいったと思ったらApple PayのICOCAが移行できていない。どうやら最初のクイックスタート不具合の巻き添えでApple Payでロックがかかった感じ。(Suicaは移行できていたが)24時間以内に試せみたいなことが出ていたので翌朝試したら今度はいけた。

他のアプリの移行はログインしたまま移行しているものもあればログアウトしているものもある。ログアウトしててもIDやパスワードの管理がちゃんとしていれば大丈夫だがそれがわからなくなると大変。

音楽や写真はクラウド・サブスク化したのでそれらのデータ移行を考えるとクイックスタートの必要性もないけど、各アプリのログインのことを考えるとクイックスタートはありがたい。Googleとかヤフーとかパスキー認証にしてるので、それらはiCloudでパスキーを継承できてるので長いパスワードにしてるけどログインは楽。

転送元の13 Proで使ってるモバイル通信はLINEMOとpovoだがどちらもeSIMだった。LINEMOがiOS17からeSIMクイック転送に対応し、昨年から対応していたpovoと合わせどっちも対応したので、今回はそれでeSIMを移した。転送と言っても実際は再発行の手続きを簡単にしているだけなのかも。LINEMOではサイトへのログインが必要だったがここでiPhoneのパスワードマネージャーがIDとPWをソフトバンクドメインでログインしようとした(LINEMOでもmy softbankに遷移することがあるのでその時の影響かも。ログインのサイトはソフトバンクドメインにある?)ので、ここでLINEMOのIDとPWを入力する。ここだけ注意したら簡単にeSIMがセットアップできる。SIMピンを全く使わない新機種への移行となった。

通信のセットアップはアプリのログイン時のSMS認証もあるので、移行時にはアプリの動作テストをする前に終わらせる必要がある。

USB端子が今ではすっかり普及したtype-Cになったことでいろんなデバイスとつなぐことができる(まあ今までも変換アダプターで可能だが)試しにLANケーブルつなぐのはやってみた。実用上の意味はなさそうだけど。USB直結でandroidスマホのストレージの読み書きはできないかとやってみたが成功せず。何か設定違いかそういう仕様なのかどっちだろ。

type-C化したことでデータを市販のUSBメモリやSDカードに退避させやすくなったので、便利なところはあるかもしれないがそこからさらにPCとかNASにバックアップすることを考えるとあまりUSBストレージの出番はないかも。type-Cケーブルで直接PCに吸い出せばいいわけで。(転送速度もProシリーズは速い)それにファイル操作がPCと比べると不便なので大量のファイルの移動はやりにくいと思う。USB type-CのDACは安物のハイレゾ対応品で試したがちゃんと使えた。androidと製品を共通化できるようになったのでこの市場が活性化するかも。