乗継割引終了と北陸新幹線敦賀開業時の運賃・料金申請

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新幹線と在来線を乗り継ぐ際に在来線側の特急料金(急行料金もだけどもう定期列車がない)が半額になる乗継割引が、このところ段階的に縮小していたが来春完全に終了。

運賃や料金は遠距離逓減といって距離が長いほどキロあたりの価格が安いが、特急料金や急行料金は1つの列車につき計算し、乗り換えると打ち切り計算のため(例外はいくつかある)新幹線と在来線の乗り継ぎの場合は新幹線と在来線の差以上に高くなってしまう。そのため在来線側を半額にして調整するというものである。

コロナ禍での減収(このところ回復傾向とはいえ、2018〜2019年ごろの100%にはなかなかならない)を埋めるため、基本の運賃はなんとか値上げせず耐えるにしても特急料金などのほうに手が入り、割引の縮小や廃止などが続いている。ドル箱の特急や新幹線で増収をはかり、利用人数は90%でも売り上げは100%に戻そうということだろうか。

EXやe5489などの割引を利用することで乗継割引の利用がなくてもそれ以上に安くなることもあったがこのたびそれらもかなり手が加わっている。

あと今回北陸新幹線敦賀開業時の運賃・料金が発表された。

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興味のあった敦賀接続時の在来線も含めた料金体系は若干割り引いて合算、指定席料金の二重取りはなし、というところ。指定席二重取りなしくらいかなと思ってたのでやや予想よりよかったが、(大阪側から見れば)新幹線の効果のない越前たけふ、福井は割高感解消のため調整が入ると思ったが特になく残念。