ダビスタSwitchアップデート

あまりの完成度の低さに酷評されていた(とはいえ久しぶりのプレイなのでそれなりに楽しんではいるけど)ダービースタリオンのアップデートが2021年12月にあった。発売からほぼ1年後。

元の出来があまりに悪かったことへの罪滅ぼしなのか、アップデート内容が盛りだくさんなのに無料であった。

種牡馬繁殖牝馬だけでなくライバル馬も追加されているが入れ替わりに出なくなったのもないようなので、レースによってはレベルが上がっている。

元の出来の悪さの1つは途中のロードの重さで、メモリー4GBのPCでもこんなに重い動作にはならんよなというところだが、若干の改善はあった。グラフィックを簡略化して動作を機敏にするモードとかできないものかな。

もう1つのダメなところの直線勝負で馬群に包み込まれて身動きが取れずどんな強い馬も惨敗することが多々あること。これも少し改善されたか。内枠の時に最内突いて抜け出すことは増えた。よく言われるカニ歩きは減った。

ただ、前と左右を遅い馬に挟まれたらどうにもならないのは変わらず。なんでわざわざそんな馬群のポケットに突っ込む騎乗をするのかなと思う。

アップデート前後で勝率を比較した。アップデート前は(初期の貧乏牧場時代も含め)約25%だった。下手ですねえ。力負けは仕方ないにしても仕様のせいで負けたのがかなりあるのでそれがどれくらい救われるのか。

アップデート後は33%程度。8%程度の勝率向上と言えばあまり変わらない気もするが4回に1回勝つのか3回に1回勝つのかの違いなので体感上はかなり良くなった感じ。ストレスはだいぶん減った。

その8%の内訳だが、直線勝負の改善によるものもあるが、ライバルもそれは同じ条件で、自馬だけが恩恵を受けるわけではない。逃げ切ったと思ったらゴール前で差されることも多い。

あとは牧場の調教設備のスタッフの自動契約更新の影響がある。今までは自動更新がないから面倒でスタッフなしでやっていた。スタッフ(もちろんそれぞれの得意分野で)がいれば仕上がりが早く、6~8月入厩の持続~普通成長でも早熟馬にまじって3歳春戦線を互角に戦える。6月入厩で桜花賞皐月賞に勝った馬も出た。

また牝馬の場合は引退するときに繁殖牝馬に上げると良いというアドバイスがあるので、繁殖レベルも全体的に上がる。(8頭しか置けないので無駄な枠を使わずに済む。)

一方でライバル馬の出現パターンも変わり、今まで勝ちやすかった短距離G1にグランアレグリアが頻繁に出てくるようになったので前ほど勝てなくなった。