+メッセージ相変わらずダメ

k-tai.watch.impress.co.jp

この手のものは「とにかく普及させる」ことが一番大事なのに、SIMフリーはダメとかMVNOやサブブランドはダメとか、何をやっているのか。

3キャリア合同事業のため、意思決定がしにくいというのが最大の原因で、1社で決められるLINEを追い越すことはなさそう。

PHSテレメタリング終了

www.softbank.jp

2020年のPHS全国音声サービス終了の後、2023年3月限りでテレメタリング用途も終了。

おそらく2020年の段階でPHS電波はほぼ停波、テレメタリングはユーザーのいるところだけ電波吹いて、老朽化で故障した基地局機器があれば停波したところから状態よいものを移植するだけなんだろう。

いまざとライナーはじまる

今年の4月1日より大阪市高速電気軌道 今里筋線の今里以南への延伸の需要測定のための実験として、BRTによる「いまざとライナー」の運行が始まった。

BRTといっても専用レーンはなく一部の停留所を通過するだけではあるが、もともと車線の多い道路を走ることもあり、通過運転時にはそれなりにBRT感はある。全車ハイブリッド車であり通常の大阪シティバス路線と乗り心地や音も違う。

ところがこのいまざとライナー、いろいろまだ謎が多い。

1)そもそもどこがこのBRTを走らせているのか?

車両内外には「大阪シティバス」との文字はあるのだが「Osaka Metro」の文字もmoving Mのロゴマークもない。車内放送でも大阪シティバスをご利用いただき、と言っていた。ところがこのBRTによる実験が始まる際のリリース文、公式サイトなどはOsaka Metroの文字が前面に出ており大阪シティバス色はない。

Osaka Metroから大阪シティバスへの委託かと思いきやそれなら大阪シティバスの文字はあまり目立たせないはず(例えば井高野営業所の大阪シティバス南海バスへの委託だが、車両に大きく南海バスとの表記はしない。)

おそらく車両購入、事業の企画などはOsaka Metro、実際の営業は大阪シティバスということになっているのではないかと思うが、そのへんのスキームを書いたちゃんとした書類がまだ見れていない。(なのでWikipediaのいまざとライナーの記述は先走りすぎで、[要出典]タグをつけたいところが多い。あまり信用しないのをおすすめ。)

2)鉄道乗りつぶしにおいて鉄道扱いするべきか?

実際のところは既に長居ルートもあべの橋ルートも乗車したのだが、鉄道乗りつぶしを考える上で対象にするべきか迷う方もおられると思う。

例えば気仙沼線大船渡線のような鉄道休止路線型BRTなら鉄道乗りつぶしの対象にしないという方はあまりいないのではないかと思う。廃線には(表向きは)なっていなくて線籍はあるがBRTで鉄道に準じた営業を行っているので、対象にしたくなる。

一方いまざとライナーは「鉄道系BRT」とは言えるかもしれないが、地下鉄路線をつくるかつくらないかの試行・先行型であり、まだ鉄道または軌道としての線籍はない。なので、今のところは「ただの路線バス」に過ぎないと個人的には考えている。また上記のように(おそらく)大阪シティバスの営業でOsaka Metro直営ではない可能性が高い。

ただ地下鉄今里(北)停留所には「今里駅」との表示があるなど、鉄道っぽさはあり、特別扱いしたい気もしないでもないが。

近鉄特急 けいはんな線、Osaka Metro 中央線乗り入れへ

www.yomiuri.co.jp

今朝の読売朝刊を見て驚いた。軌間幅は標準軌ながら近鉄の他路線との直通運転ができないけいはんな線と直通運転をするOsaka Metro 中央線を通って夢洲の新駅と近鉄奈良直通特急を検討するとのこと。

主に外国人観光客目当てだろうが夜は通勤特急としても活用できる。

読売だけでなく後追いで各紙同じ内容で報じているので、実現するかは別として検討は事実なのだろう。新春インタビューとして取材したときに出た話かもしれない。

近鉄けいはんな線奈良線は車両の検査のために線路自体はつながっている箇所はあるものの、規格面でいろいろ異なるためそのままでは直通はできない。解決するには以下の課題があり、それぞれ容易ではない。

  • 電圧の違い(近鉄各線は1500V、けいはんな線・中央線は750V)
  • 集電方式の違い(近鉄各線は架線方式、けいはんな線・中央線は第三軌条
  • 車両サイズの違い(近鉄他線よりけいはんな線・中央線のほうが短い。また中央線にはそのサイズに合わせてホームドアが設置される予定がある。)
  • その他、信号、保安等の設備

それらを踏まえると、地下鉄仕様、近鉄奈良線等の仕様の両方に対応した複電圧、架線、第三軌条両対応の集電装置、中央線に合わせた長さと幅、ドア配置(4ドア車と同じ位置でそのうち1または2か所のドアがあり、ホームドアはその際は一部だけ開くことができる必要がある。)など、かなり複雑なものとなる。パンタグラフは地下鉄トンネル内で邪魔にならないよう折りたためないといけないし、第三軌条用の集電靴も使わない区間ではひっこまないといけない。地下鉄内はバッテリーで走るのも手ではあるが地下鉄で取り入れるのはOsaka Metro側に抵抗があるかもしれない。

新幹線用としては断念したものの、近鉄で開発を継続するフリーゲージトレインと違って既存の技術でまだなんとかなる範囲ではあるが特殊装備の車両を小ロットで製造するのは費用がかかるものである。

簡単なやり方としては今のけいはんな線用車両の7000系を改造し(2、3両編成で十分だろう。通勤車の特急化改造は青の交響曲で前例がある)、奈良線内は電動貨車等で牽引するという手もある。まあ特急としてそれはみっともないので、新造または本格的な改造で直通するのだろうけど。

Osaka Metro夢洲には力を入れるはずで、協力はしてもらえるはず。Osaka Metro初の有料座席特急となる可能性が出てきた。

 

 

 

 

今年買ったもの

例年やっているように、2018年に買ったデジタル機器の評価を書いてみる。今年は4K対応レコーダー買いたいとも思ったが踏ん切りがつかなかった。

acer spin 7

低価格ながらスペックに優れたノートPC。今もそれで書いている。

iPad Pro

昨年はiPhone買ったので、今年はiPadをと思っていた。今年のiPad Proは名機種Air 2使っていた者が置き換えるのにちょうどよいものであった。日常の用途はほぼこれでまかなえる。これでできないことをするときだけ上記のノートPCの出番。

P20

カメラ自慢の機種であるが、少しAIによる補正がきつくて自然な感じの絵が好みならあまり良いとは思えない。もうHUAWEIスマホはおなかいっぱい。

中華Bluetoothイヤホン3種類

違うメーカーの中国製Bluetoothイヤホンを3つ買った。いずれも3000円未満ながらなかなかいい音で、途切れやノイズもない。同じチップセットなのか、3機種とも同じような音である。amazonにはこのジャンルのインチキメーカーもあるようなので目利きは重要であるが。

Fire TV stick 4K

昨年StickじゃないFire TV買ったばかりなのにまた今年も買った。できることは特に増えないものの、前者では見れない(VLCやkodiのようなDLNA対応プレイヤーで)のが見えたり逆に見れないのもあったり、一長一短である。リモコンは確実に使いやすくなっているので実際のところはStick 4Kばかり使っている。

Synology DS118

書き忘れてた。これまでNASはWDCLOUDを使っていて特に不自由は感じてなかったのだが三年半ほど経過したことと先日棚から落ちたこともあり、壊れないうちに新しいNASと思い購入。エントリーレベルの機種なのでびっくるするほど高性能ということはないし、また高性能も必要はないけど、仮想デスクトップのような環境で管理できるのは便利。機能が増えたため、あれはどこにあるの?と戸惑う面もある。慣れれば解決するだろうが。

今までのWDCLOUDはややマイナーなので国内にはあまり情報もなかったけど、SynologyのNASに関する情報はあふれており、その面では助かる。

 

ワイモバイル n101 SIM iPhoneに変化

ソフトバンク及びその電波を使用するワイモバイルで大規模なネットワーク障害のあったその日、iPhoneのキャリアアップデートがあり、それを適用するとn101 SIM(ワイモバイルで直接売っているiPhone以外で使用されるSIM)をSIMロックフリーiPhoneに刺した場合も左上のキャリア名がSoftBankからY!mobileに変わり、またAPN設定のプロファイルも必要なくなった。

iPhone使う上でn101 SIMとn141 SIM(ワイモバイルで販売しているiPhoneについているSIM)の違いはなくなったかな。Androidとの使い回しを考えるとn101のほうが汎用性があることになる。

【追記】最近はXSやXRの世代まではキャリアアップデートで対応したみたいだけど、11世代はまだのようで、11 Proに変えたところ再びSoftBank表記になった。

今里筋線BRT いまざとライナー詳細発表

subway.osakametro.co.jp

今里筋線の延伸の代わりにバスによる実験的運転が行われるとされていたが、具体的な内容が発表された。

運転区間や本数などはすでに今春に発表の通りで、今回の新しい情報は運賃体系について。

ご存知のように今春から地下鉄とバスは別々の会社として(グループではある)運営されていること、またバスとはいえ地下鉄の試行であるため鉄道的な営業制度が導入されるのではないかという考えなどで、どういう運賃体系にするのかの予想が面白かった。今日の発表を見ると地下鉄との乗り継ぎ割引額が拡大されてまたがって乗る場合は地下鉄として開業した場合の運賃水準とほぼ同じになる一方で、バスと運賃が統一されてまた定期やPiTaPaのマイスタイルもバスのが使えるなど、予想以上にバス寄りの営業制度であった。なおこの発表には大阪シティバスの名前はでておらず、Osaka Metro大阪市都市交通局(今春できた局)の事業である。運転業務は大阪シティバスに委託されるはずであるが営業上は表に出てこない。

あと個人的な関心はこのBRT用のバスが入出庫などの関係で他の大阪シティバスの路線に使われることがあるのかということ。大阪シティバスの車両はOsaka Metro保有大阪シティバスへの貸し出しということになっているので、絶対ないとは現時点では言えないのだが、大阪市からの補助の関係上、本来の目的外に使えない可能性もあり、どうするのかは気になる。車両自体は民営化前に大阪市交通局最後のバス入札として処理されており、そろそろお目見えするだろう。もしBRT以外にも使っていいのなら先行して一時的にシティバス一般路線に入らないだろうか。