BAUM買って3カ月

実際は1週間ほど足りないけど、WX341K買ってほぼ3カ月たった。

以前は何を買っても次の機種の動向が気になったものだけど、W-VALUE縛りもあるし(まあ毎月の割引を放棄すればいいのだけど、BAUMは割引の大きい買い得機種なのでこの権利を手放すのは惜しい。)1年以上は満足して使えるとは思う。白を買ったので汚れは心配ではあるが。(既に塗装は何箇所かはげてきている。)愛着のもてるかわいい機種である。

よく使う機能はこれまでも書いたようにRSSリーダー。ブラウザが貧弱(表示が遅い)ため、無駄に開くページを減らしたい。また操作自体も自動化したい。その目的用に大変便利で、朝のニュースチェックなどは5分かからず終わってしまう。自分としては便利に使っているけど、PCでの普及度の低さを見ると、これが何のための機能なのかわからないユーザーも多いと思うので(おそらく今後普及クラスの機種にも搭載されるのだろうけど、そうなるとなおさら)もう少しオブラートに包んだ上でガジェットよりも前に押し出したほうが使ってもらえると思う。

一方、ウィルコム的には使わせたいであろうガジェットは現状全く無用の長物。こういう機能自体には可能性はあるのだと思うけど、それを引き出す力はウィルコムにはない。コンテストでも開催して便利なガジェットを世から発掘するべきだと思う。(そういうイベントがあれば秀作を発表してくれるユーザーがいるのはウィルコムの強み。)ガジェットの常駐を切ったら全般の動作は非常に軽快になるので、現状は常駐解除をお勧めせざるを得ない。(Youtube用の秀作はあるので、必要時だけ使うのをお勧め。つか、そういう使い方ができることをもっとアピールするべき。)

上記のRSSリーダーにしてもガジェットにしてもそうなんだけど、ウィルコムは「手段」は提供してもそれを「目的」に発展させることを非常に苦手としていて、それゆえに低いARPUに苦しんでいる。最近ようやくコンテンツの重要性に気づいていろいろ試行錯誤はしているようだけど。mp3再生可能なのに配信がないのも理解に苦しむところ。

ブラウザは表示の遅さ自体はあるものの、JavaScriptをオフにしてディスクキャッシュも使用しないようにしたSmart-Fitモードはなかなか快適。一部のユーザーに言われるほど悪くないと思うというか、むしろOperaよりも好みなくらい。高速化サービスはテキストのみ圧縮のほうがかえって高速なような気がする。(高速化サービス追加設定→[1]画質重視)ウィルコムはケータイサイトにはケータイモードを推奨しているけど、前に書いたように最近のサイトはケータイモードが合わないこともあるので、現状に合ったプロファイルを作ってアップデート時に提供して欲しい。他社向けコンテンツの流用もしやすくなるだろうし。

液晶もきれいだし、動画見るのも快適。(見れる種類は限られているけど。)ハード的には頑張ったといえる。その点はW-VALUE SELECTで高額機種も安そうに見せやすくなったとか解約率が下がったというのに追従してうまくやっている。一方でコンテンツも含めたソフト面の弱さを目立たせることになってしまった。