PHS終了

2021年1月31日をもってPHSの音声通話やデータ通信のサービスが終了した。(病院などの内線の子機としての使用は通信キャリアは関係ないので今なお可能。またガスメーター等で使われるテレメタリングも継続する。)

ワイモバイルでスマホを使っているとPHSを無料で子回線として持てるので以前使っていた2台を「PHSの最後見届け用」として残していた。

最後の日を迎える前にRakuten Linkから長文SMSをiiroことWX04Sに送って遊んでみた。長文SMSは実際は短文SMSを結合しているだけなので送る方の料金が高くつくのだがRakuten Linkなら無料なのでこういう遊びにはうってつけ。最後にSMSや緊急地震速報対応のiiro残しておいて本当に良かった(笑)PHSのSMSは比較的新しいこともあり最初から分割結合による長文SMSにも対応していたのである。

またWX01K、WX04Sともに、話題になっていた最後のご挨拶兼スマホへの移行の案内のメールも来ていた。

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電波が生きている間に試すべきことを試し、2/1を迎えた。

まず2/1の0時を過ぎてもしばらくは発着信ともに可能であった。PHSの終了が「順次」というのは事前に告知もあったし、急に全てを止めるのも難しいとは想像できる。また地域によってはテレメタリング用サービスは継続するので電波が止まるわけではない。その後しばらくたち、まず発信はできなくなったが着信は可能であった。おそらく交換機側で新たな発信を拒否するようになったのだろう。その後しばらくして着信もできなくなった。

ところがアンテナピクトはまだ生きている。ここで端末の電源を落とすと圏外表示になったのだが35*押しながら電源オンすると復活するとの情報を見て試したところ圏外から復活した。2/14現時点でも使うことはできないが電波状態を見ることはでき、今なお4~5本立っている。順次の作業がまだ続いているのか、テレメタリング用途のある地域で電波が続いているのかもうしばらく様子見だが、PHS端末の充電はまだしばらく続ける必要がありそうだ。