ソフトバンクのahamo対抗

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ソフトバンクのahamo対抗はワイモバイルで行われるのではないかと思っていたが、真正面からの対抗はLINEの名前を取り入れたオンライン専用コースとなって、ワイモバイルは5Gの開放と音声通話をオプション化するマイナーチェンジのみであった。

UQモバイルは通話定額はオプションなので、それに合わせたことになる。ahamoや楽天の対抗よりまずはUQか。

SoftBank on LINE(今のところ仮称らしいが)はLINEを通じて契約する専用プラン。このためにLINEモバイルを買収し、その設備は使わず会社はつぶすというのだから大胆なものである。

SoL(長いので略する)のユーザーはLINEは必ず使ってるわけでメールアドレスの支給はないようだ。メールアドレスなくとも顧客との連絡手段にLINEを使えるので、営業メッセージ(LINE Payでキャンペーンやってますよとか)も送りやすい。

eSIM対応も評価できる。これで他社も対抗上やらないわけにいかなくなった。

ワイモバイルはがっかりである。おそらく店頭チャネルでの契約なら3280円、オンラインなら2980円くらいの対抗をすると思ってた。

ワイモバイルは中途半端な立ち位置となり、ソフトバンクの本音としてはすぐにやめてもいいのだろうけど、代理店もあるから急にやめるわけにもいかず、徐々にフェードアウトさせていくのではないか。

さてKDDIはどういう対抗をするか。またドコモはまだ未発表の小容量プランも隠し玉として持っている。来春に向けてモバイル業界の低価格帯の競争が面白い。

個人的には1月にPHSの終了により子回線として無料で維持できるワイモバイルのメリットがなくなってしまうので、そこでフリーである。どこにでも行くことはできる。ただDDIポケット時代からのpdx.ne.jpドメインのメールアドレスを守りたいという(使うためというより後世への保存のため)思いもある。総務省ではメールアドレス維持の方向性はあるようで年度内に意見が出るらしいが春の商戦には間に合わないだろう。