iPhone 11 Pro をワイモバイルで

これまでiPhone 8 Plus を何不自由なく2年間使ってきたが、この秋 iPhone 11 Pro が出たので乗り換えることにした。

有機ELへの不安などもあったがX以来の3世代目だから問題点(焼け付け等)もある程度解消されてるだろうと期待した。ディスプレイの発色はそんなに派手ではなく液晶慣れした眼にも違和感はない。明るさも十分。8 Plusとの比較だとディスプレイは縦方向には長くなるが横は狭い。1920x1080のフルHD動画の場合8 Plusだと無駄なくフルサイズだが11 Proだとはみ出すか余るかなので、こういう面では8 Plusのディスプレイサイズのほうが好き。8 Plusも自宅での動画観賞用にはまだまだ現役でいけるかも。

ワイモバイルのn101 SIMの場合、8やXの世代(最近はXSやXRも?)まではプロファイルなしでそのまま刺せばいいみたいだが11世代はAPN構成プロファイルのインストールが必要。また表示されるキャリア名もY!MobileでなくSoftBankとなる。まあそのうちキャリアアップデートがくればこの仕様も変わるだろう。

今回はiOS12.4以降についた新しい機器への環境転送機能を使ってセットアップしてみた。不要なアプリや容量が大きく時間がかかりそうなアプリはあらかじめ削除しておくなど下ごしらえは旧機種(8 Plus)側でしておいたが。バックアップからの復元より早く新iPhoneへの環境移行ができた。また電子マネー類(Suica、PayPay、ファミペイ、LINE Pay)も含めて要ログインのサービスも結構すんなり引き継げており(LINEはあらかじめ環境移行するぞ、と設定しておいたが。)過去最短で新機種が「使える」状態になったかも。なお新しいほうで動作を確認したら、多重ログインで競合するとまずそうなアプリ(電子マネー類とかLINEとかゲームとか)はすぐに旧機種から削除した。キャリアからの購入だと移行時にこのやり方が選べないかもしれないので、いったん消して再セットアップするか、私同様にApple直販ルートで本体だけ買うほうがよいかも。なおこのとき旧機種は充電状態にしておくこと。でないと転送元として認識されない。

iPhone 11 Proといえば3つ目のカメラが話題だが、これが思っていたより良かった。望遠、従来からの広角、そして今回の目玉の超広角とレンズが3つあるので、電子ズームに頼らずそれぞれのレンズを直接選ぶことができる。超広角は街中で撮るには使い勝手よくスマホ向け。なんでもかんでも縦で撮るような層には使いこなせないかもしれないが写真の心得のある者には面白い存在になりそう。また望遠も見た目が自然に映るので、駅で鉄道車両の編成写真などに使いやすそう。

iOS13は直接ネットワークドライブのファイルを扱えるなど、欲しかった機能がついているのは魅力だが結構不安定なところもあり、従来機種はまもなく出るiOS13.1まで待ったほうがよいかもしれない。