ワイモバイルと楽天

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総務省官房長官などからの要請やそれに伴う秋からの法改正に対応した、いわゆる「分離プラン」をワイモバイルがいつ発表するのかを楽しみにしていたけど、それと同時に発生する楽天の自前電波回線対策を絡めた料金プランとなるため、発表は10月ぎりぎりになりそうな感じ。

一方でライバルの楽天はというと、10月のロケットスタートはできず、限定的なサービスで開始となるらしい。

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まあこの言葉を文面通りに信じる人はいないだろう。あまり思うように進んでいない様子。10年前のウィルコムXGPの進捗を思い出す。もっとも当時のウィルコムと違って楽天がつぶれることはないので、時間はかかってもある程度の形にはするだろうけど。

おそらく携帯の既存大手3社は楽天は当分は恐れるような存在にはならないとみたのではないか?

楽天がどんな料金プランにするかといえば、今のMVNOでの価格とそう違わないのではないか。当面はKDDIへのローミングが発生するのでそれがコストとして重くMVNO時代と変わらない面もある。今の楽天の料金はワイモバイルともよく似ているので、ワイモバイルもあまり下げないと予想できる。途中解約時の違約金が1000円までという規制への対応くらいか?1000円徴収する手間を考えると、もう途中解約という概念自体がなくなるかもしれない。端末分割に対する毎月の割引がなくなる分毎月500~1000円くらい下がるかと期待したが、途中解約違約金の制限がついたため逆に下げにくくなったのでは?あとは割り当て容量消化時の速度制限をどの程度にするか、1Mbpsくらい出てくれたら申し分ないけど。

もし上記の悲観的な予想に反して楽天が革命的に安い料金を出してきてワイモバイルもそれに対抗したとしたら、今はソフトバンク本家と同じ速度が出ているのを、ワイモバイルは制限するということもやりかねないのでどっちがいいかということにもなる。