いよいよ大阪市交通局の大阪市高速電気軌道や大阪シティバスへの移行が10日後に迫っており、そろそろ掲示物などに準備が見られるようになってきた。
そこで気になるのが「大阪地下鉄」表記が多いこと。というかOsaka Metro表記(の準備)をあまり見ない。駅の入り口の表示くらい。
4月以降にも引き続き掲示されるであろうポスター(桜関係など)に「大阪地下鉄」の文字がある。
また他の私鉄管内の案内にも「大阪地下鉄」表記が増えているようである。
またOsaka PiTaPaの入会案内には「大阪地下鉄・バス」という表記がある。(大阪メトロサービスと併記。なお大阪メトロサービスは前からある会社であり、以前から併記されている。今後は地下鉄会社の子会社となる。)市営交通に対する概念として「大阪地下鉄・バス」という言葉もあるのか。なお「大阪バス」は他にそういう事業者があるから名乗ることはできない。
ポスター上の表記はおそらく過渡期の現象で、今後はOsaka Metroのロゴやマークがつくのであろうけど、切符は「大阪地下鉄」表記らしいし、同じものを示すのに複数の表現があるというブランド定着の上ではあまり好ましくない状態がしばらく続くのではないか?
Osaka Metro表記はデザイン性が必要なところだけにして、通常は「大阪地下鉄」で統一してもいいと思う。「大阪メトロ」表記は(子会社の大阪メトロサービスを除き)なさそう。
【2019年11月追記】消費税増税のタイミングで、乗車券や定期券の券面も大阪地下鉄からOsaka Metro表記に変わったようである。