ドコモ社長インタビュー(2)

――テザリングについては、夏モデルのスマートフォンで対応し、料金も改定されました。
9機種でテザリングを導入しましたが、ユーザーからの要望は強いですね。ヘビーユーザーはモバイルWi-Fiルーターを利用して、通信量制限がかからない形で、となりますが、テザリングの要望が強く導入することになりました。
しかし料金が最大1万395円、税抜きで9900円で、「高いではないか」と言われます。しかし我々の言い分としては「本来は、スマートフォンパケット定額料5700円(税抜)に、データ通信の定額料5700円で計1万1400円、税込みで1万1970なので、少しは安い」というものなのですが、それでもやはり高かろう、ということですから、テザリング料金は少し見直そうと思っています。5700円?9700円のどこか中間ですよね。テザリングでも料金が変わらない、ということであれば、2回線目としてモバイルWi-Fiルーターを、ということになるのでしょう。

その理屈はルーター機能付きのiモードガラケーならわからなくもないけど、スマホの場合はおかしいのでは?

なんども書いたように、音声通話抜きのデータ通信コースならスマートフォンテザリングでも同額で、別途音声端末を持ったほうが1台にまとめるより安いので、見直しは必要だろう。