九州新幹線答え合わせ

3年前の自分の予想の答え合わせをしてみる。

まず直通は現ひかりレールスター編成がN700ベースの新型に置き換わると報じられているが、それはおそらく新種の愛称がつくのであろう。ただそれはダイヤや料金上は「のぞみ」格なのか、「ひかり」格なのか気になる。あまり種類を増やすわけにもいかないだろうから九州新幹線直通の愛称は1種類ではないだろうか。現状のひかりレールスター停車駅をあまり減らすわけにもいかないだろうから、「ひかり」格ということになるのか?

両方だった。ブランドの定着という意味では複数の愛称を使うというのは賛成できないけど、政治駅も多いのでこうでもしないと収拾つかなかったのかも。

また予約システム「エクスプレス予約」は九州新幹線もカバーするのだろうか?列車が東京直通しないのは理解できるが、ハード的な直通は無理でもソフト的な直通は不可能ではないはず。JR九州が独自にシステムをつくってもそれをJR西日本エリアの利用者に周知するのは難しいだろうから、エクスプレス予約に統合するのが無難と思う。東京発着のぞみと博多で九州内区間運転の便に乗り継ぐときに対面乗換で、座席もなるべく近くという配慮があればなおよい。東京から乗り継ぐ人は少ないだろうが名古屋からならありえるし、また後述のように直通列車の指定が取れなくて乗り継ぎせざるを得ないこともあるだろうから。

これについてはe5489との乗り入れはあるものの、エクスプレス予約統合はない模様。

また以前少し書いたが直通が現状と同じ8両だと指定券が取りにくい恐れもあり、指定席の比率が高くなるのかもしれない。(だからこそエクスプレス予約統一化が重要とも言える。)座席のバリエーションも今より乏しくなって収容力重視になるかも。(さすがに4列シートは踏襲されるだろうけど個室を置く余裕はないかも。)また500系や700系レールスター編成がこだまに回ることで、今よりこだまの足が速くなる。短距離の利用はこだまに誘導することで、速達タイプの混雑を減らすことはできるだろうか?

グリーン席があり、個室はないものの、基本的にはひかりレールスター同様。自由席が16両編成と同じ3両というのは多すぎるかも。指定席が取りにくい可能性がある。おそらくなんらかのマルス上の制御がかかり、短距離では前売りで取りにくいとかなるかもしれない。(長距離列車ではよくある話。)

こだまの足はダイヤを見てみたいところ。新大阪−岡山間からは100系撤退のため、この間で逃げ切れるダイヤが組めるか?

4〜6両だったこだまの8連が増え、余力活用は今後重要になると思う。JR西日本にこそぷらっとこだまが必要では?