神戸高速

実際に現地に行ってみた。

やはり一般の乗客に向けた「神戸高速鉄道」という表記が壊滅で、阪急・阪神の「神戸高速線」という第二種鉄道事業者としての案内が前面に出ている。大阪難波駅でも運賃表の「神戸高速鉄道」の「鉄道」の文字が消されていたり。

昨日書いたように、公式サイトでリンクされているPiTaPaはSTACIAなのに、駅に置かれているチラシやパンフレットはKOBE PiTaPaだったり、まだ過渡期ならではの不徹底が見られる。券売機や改札機も従来通り。

なお、個人的に目指しているJR、私鉄全線乗り潰しの目標に関して、特に取り扱いの変更はしないつもり。自分の管理上のルールとしては物理的なものより切符の販売上(旅客との契約上)どうなっているかを重視している。というのも車両がどちらの会社所属かどうかというのは絶対的なことではないので。たとえば高速神戸−新開地間は阪急、阪神どっちも第二種免許を取得し、営業しているけど発行されている乗車券は区別されていないため、どっちの車両に乗ろうが(実際はどっちも乗っているけど)この区間は両社乗ったことになる。

なお、今後鉄道クイズなどで「阪神(阪急)の路線を全部挙げてください」なんて問題があったら、今までならおそらくこの第二種鉄道事業者区間を含めないと正解にならないということはまずなかったと思うけど、今後は含めないと正解と言えないということになるのかなあ。まだ過渡期の混乱はあるとはいえ、建前としては阪神なんば線みたいな上下分離路線と変わりはないということになろうとしているのだから。