DIGA BW890その4&DiXiM Digital TV

VAIO type z付属のVAIO Media Plusを1.1アップデートしたら、BW890のDLNAでの配信は利用できるのだけど、なぜか音が悪い。どうも勝手に変なイコライザーが効いていて高音を消しているような感じ。

それにウインドウがあまり小さくならないので、画面の片隅に置いて、ながら視聴というには使いにくい。

かわりのアプリを探そうにも、デジタル放送視聴となるとどうしてもライセンスとか絡む部分があってフリーソフトは期待できないので、市販品を使うことになる。

そこで、探した中ではほぼ唯一のDiXiM Digital TVを購入。

ところがどうにも動作が重く、不安定。HD映像とはいえ重くなるようなPCではない。たとえGPUの再生支援が効かなくても(実際は効くけど)CPUの馬力でなんとかしてしまうパワーのある機種なのにコマ落ちして全く使い物にならない。実際CPUメーターは全然振りきれていなくてまだ余力があり、これは力が足りないというより何かがおかしいということ。

あまりにおかしいので、VAIO UPDATEをかけてドライバ類更新してみた。するとあっけなく動作。犯人はGeForceだったか。そういえばWindows Vista用ドライバのまま残っていた。(7の登場時はそうじゃないと動かなかったので)軽々と再生する。音声もきれいに出る。(というか前述のとおり、VAIO付属アプリの音がおかしかっただけだが)Bluetooth から音を出しているのだけど、アクオスのヘッドフォンジャックで聞くより断然いい音がする。

とはいえ、不安定なのは不安定。だいたいDLNAのコンテンツの一覧をキャッシュしないからいちいち全部取得するので最初使えるようになるまで時間もかかる。1つ再生し終わると固まったり。

こうしてみるとWindows 7DTCP-IPをサポートしなかったのが惜しまれる。WMP12のDLNA自体はなかなか使いやすく、あとはDTCP-IPに対応していたらこういう中途半端な市販アプリを買わなくても、日本の制限だらけの録画機器でのPC視聴もできたのに。(今はデータの存在だけは見えるけど、再生ができない。)

(2010/10/30追記)

久しぶりのアップデートがあった。以下は不満を感じていた部分そのものなので、改善されていればいいのだが。

・家電製品のサーバー(ハードディスクレコーダーなど)のコンテンツが表示されるまでの時間を、1/3に短縮しました。
※はじめてサーバーと接続する時は短縮されません、2回目以降の接続で有効となります。
・家電製品のサーバー(ハードディスクレコーダーなど)との接続性を改善しました。

コンテンツ一覧表示は2回目以降キャッシュされるようになったのか、確かに速くなった気がする。安定性はあまり変わらないような。