ウィルコム人事

株式会社ウィルコムは、久保田 幸雄を代表取締役社長に任命することを内定しましたのでお知らせいたします。
通信業界の競争環境が激化する中、今後、ウィルコムが2009年10月から本格サービス開始予定である高速モバイルデータ通信「WILLCOM CORE XGP事業を含め、更なる成長・発展していくためには、より迅速な意思決定・事業展開を実現する経営執行体制およびガバナンス体制に変革し、これまで以上の経営体制強化を図る必要があります。そこで、今回、情報通信分野において、豊富な経験と実績を残してきた久保田 幸雄を代表取締役社長に任命することといたしました。

現社長はMNP後のケータイ戦国時代を最少失点で切り抜けてXGPにつなげるために出てきた中継ぎ投手的役目とみていたので、このタイミングでの新社長発表は驚かない。十分役目は果たして後の投手にボールを渡してマウンドを降りると評価していいだろう。

ここで新社長が金融機関出身とか、親会社のファンド兼任だとイヤな感じだけどメーカー出身者を招聘したということで、XGP対策ということはわかる。海外への売り込みなんかにも向いた人材なのかな。

初代社長は新会社の体制をつくって営業力を強化するために、外部の血を入れるという意図が見えた。2代目は困難を耐え抜く耐性の強さを評価されたのだろう。

今後もウィルコムは、PHSが持つ大容量、高品質、省電力、低電磁波などの優位性を活かし、情報通信分野において、お客さまのご期待にお応えできますよう、さらなる努力を続けてまいります。

ただ、このリリース文はいただけない。もちろんPHSがしばらくは事業的には中心だとしてもこの段落にもXGPについて一言でも入れないといけない。