マイスタイルでのバス乗車

以前書いたこととほとんど同じなのだけど、Pitapaの利用額割引マイスタイル*1を使い始めてから大阪市営バスの利用頻度が増えた。それまでは年に1度あるかないかだったのだけど。

定期券と違って、Pitapaの利用額割引は地下鉄とバスとの乗り継ぎ割引が適用される。地下鉄のマイスタイル登録区間は普通に通勤していれば6ヶ月定期の1ヶ月分相当の毎月一定額しかかからないため、登録区間を用のあるなしにかかわらず地下鉄に乗車し、その足で市営バスに乗るのである。

市営バス同士の乗り継ぎや梅田3駅の地下鉄同士の乗り継ぎには時間制限があるが、地下鉄とバスの乗り継ぎには時間制限がないので、たとえば朝通勤で地下鉄に乗車し、帰りにバスでどこか寄り道するという場合にもバスが割引になる。さらにそのバスを降りてから90分以内に次のバスを降りれば(たとえ往復でも、あまり関係ない系統でも)次のバスは無料なので100円で寄り道して帰ってくる、あるいはかなり遠くまで乗るということができる。

定期や回数券と違ってマイスタイルの場合は「乗り越し」という概念がなく、登録区間の外に出る場合は乗車駅から降車駅まで全額払うことになってしまう(そういう利用が多ければ利用額割引フリースタイル相当の割引にはなるけれど、1000円以下の単発利用なら無割引。*2ただしおでかけキャンペーンやっていれば割引がある。)。そのため乗り越し代わりのバス利用が増えたのだ。

残念なのはバスから地下鉄に乗り継ぐ場合は地下鉄側に割引がつき、マイスタイル区間なら割り引きが吸収されてしまい、実質無割引になること。(マイスタイルの上限額から最後に割り引くのではなく、先に割り引いた地下鉄料金を上限額に達するまで足していく計算方法のため。)そのため乗車順序としては先に地下鉄、後でバスというのを守ることにする。

大阪市内中心部の地下鉄並行バス路線は1時間に1、2本しかない路線も多いけど、中には本数の多い路線もあるし、最近はにわかバスヲタになりつつある。全路線の乗りつぶしはさすがに難しいし狙ってもいないけど、乗ったことのない系統を減らしてくことに喜びを感じるようになってきた。

*1:地下鉄プラン。ここで書いているのも地下鉄プランの話。

*2:2008年当時はそうだったが、2010年10月からは1割引きとなった。