iPhone 11 Pro使って1ヵ月

9月20日の発売日に届いて以来、iPhone 11 Proをワイモバイル回線(n101 SIM)にて使ってほぼ1ヵ月経過した。

前回書いたのと繰り返しになるところもあるが、その後の感想を書いてみる。

https://hito.hatenadiary.com/entry/2019/09/23/111310

有機ELディスプレイやダークモードの効果なのか、バッテリーの持ちは以前使っていた8 Plusより良い。有機ELの場合は黒いところは発光しないらしく、よく使うアプリがダークモード対応なら節電効果は高い。

iOS13のせいなのか、本体のせいなのかは不明だが、AnkerのBluetoothイヤホンと接続できない不具合があったのだが、iOS13.1.3で解消した。それまでiOS13はどうもバグ多めの気がしていたがようやく落ち着いてきた感じがする。

11シリーズでは一部通信キャリアで回線接続が悪いなんて話も出ているようだが、ワイモバイルで使ってる分には特に感じない。

この機種で気に入ってるところは、画面が汚れにくいところとツルツルしているところで、タッチ動作が軽快。使っているうちに劣化することもあるかもしれないけど、今のところはこれまでで最高のタッチフィーリングである。

カメラは前回触れたのであまり繰り返さないけど、3眼のレンズそれぞれに役目があり、特に超広角(0.5X)はとても面白い。ぜひ横に持って撮ってみて欲しい。また暗いところにも強くなっている。

ワイモバイルギガ増量

www.ymobile.jp

昨年に続き今年も各料金プランのギガ割り当てが増えた。Mの場合はワイモバイル初期は3GBだったのが、昨年6GBとなり、今回9GBとなる。初期のLより多い。10月から始まるRは実際に適用される前に10GBから14GBとなった。増量しない場合のLと同じ。

10月からLが従来ユーザー以外は廃止されたのはこうなるのを見越してなのかな。もしLを存続していれば増量キャンペーン分も含めれば30GB近くなり、そうなるとソフトバンクの需要を食ってしまうから。

ベーシックプランは解約違約金がなくなっただけであまり安くならなかったけど、この増量で少しは納得できるかな。UQが頑張ってくれたおかげの対抗であって、楽天への対抗ではなさそう。

【追記】増量はベーシックプランだけで、従来スマホプランはそのままなのか。まあ2年以内ユーザーなら増量が効いており同じ容量あるが。2年以上経過しているユーザーは今ベーシックプランに申し込めば来月から適用。

iPhone 11 Pro をワイモバイルで

これまでiPhone 8 Plus を何不自由なく2年間使ってきたが、この秋 iPhone 11 Pro が出たので乗り換えることにした。

有機ELへの不安などもあったがX以来の3世代目だから問題点(焼け付け等)もある程度解消されてるだろうと期待した。ディスプレイの発色はそんなに派手ではなく液晶慣れした眼にも違和感はない。明るさも十分。8 Plusとの比較だとディスプレイは縦方向には長くなるが横は狭い。1920x1080のフルHD動画の場合8 Plusだと無駄なくフルサイズだが11 Proだとはみ出すか余るかなので、こういう面では8 Plusのディスプレイサイズのほうが好き。8 Plusも自宅での動画観賞用にはまだまだ現役でいけるかも。

ワイモバイルのn101 SIMの場合、8やXの世代(最近はXSやXRも?)まではプロファイルなしでそのまま刺せばいいみたいだが11世代はAPN構成プロファイルのインストールが必要。また表示されるキャリア名もY!MobileでなくSoftBankとなる。まあそのうちキャリアアップデートがくればこの仕様も変わるだろう。

今回はiOS12.4以降についた新しい機器への環境転送機能を使ってセットアップしてみた。不要なアプリや容量が大きく時間がかかりそうなアプリはあらかじめ削除しておくなど下ごしらえは旧機種(8 Plus)側でしておいたが。バックアップからの復元より早く新iPhoneへの環境移行ができた。また電子マネー類(Suica、PayPay、ファミペイ、LINE Pay)も含めて要ログインのサービスも結構すんなり引き継げており(LINEはあらかじめ環境移行するぞ、と設定しておいたが。)過去最短で新機種が「使える」状態になったかも。なお新しいほうで動作を確認したら、多重ログインで競合するとまずそうなアプリ(電子マネー類とかLINEとかゲームとか)はすぐに旧機種から削除した。キャリアからの購入だと移行時にこのやり方が選べないかもしれないので、いったん消して再セットアップするか、私同様にApple直販ルートで本体だけ買うほうがよいかも。なおこのとき旧機種は充電状態にしておくこと。でないと転送元として認識されない。

iPhone 11 Proといえば3つ目のカメラが話題だが、これが思っていたより良かった。望遠、従来からの広角、そして今回の目玉の超広角とレンズが3つあるので、電子ズームに頼らずそれぞれのレンズを直接選ぶことができる。超広角は街中で撮るには使い勝手よくスマホ向け。なんでもかんでも縦で撮るような層には使いこなせないかもしれないが写真の心得のある者には面白い存在になりそう。また望遠も見た目が自然に映るので、駅で鉄道車両の編成写真などに使いやすそう。

iOS13は直接ネットワークドライブのファイルを扱えるなど、欲しかった機能がついているのは魅力だが結構不安定なところもあり、従来機種はまもなく出るiOS13.1まで待ったほうがよいかもしれない。

ワイモバイル分離プラン発表

www.ymobile.jp

かねてから予告されていたワイモバイルの分離プランが発表された。楽天への対抗と、端末代との分離やいわゆる違約金は1000円までという新法令への対応の両方の意味で新プランをつくる必要性があったのだが、楽天が結局は当面無料ということで料金プランを発表しなかったため、現時点では新法令対応のみと言える。また楽天があまり恐るべき存在にはならなさそうと見切ったというのもあるだろう。

結局は300円下がっただけ。「2年縛り」がない分、月々割廃止分の値下げを少し相殺してしまっている。500円くらい下がってもよさそうなものだけど。

まあわずかといえ下がったし、いつでも解約やMNP可能になったことで悪くはなっていないのであるが少しがっかり感はある。

ところで新コースの「R」って当然Rakutenを意識してるよな。表向きはRegularからとったとか言いそうだけど。

テレビの音声をワイヤレス化する

ソニーのKJ-32W700Cというテレビを3年ほど使っているのだが、音声は住宅事情の関係でずっとヘッドフォンで聞いている。これまではアナログジャックに有線のヘッドフォンをつないでいたのだが、コードが邪魔ということもありここを無線化したいと思った。

最初はアナログジャックにつなぐBluetoothアダプタかなと考えたのだがAmazonを探してみるとTaoTronicsのTT-BA09というアダプタを発見。これだと光デジタル端子に直結できる。バッテリー駆動だが電源はテレビのUSB端子からとれるので充電は気にしなくてよい。

あとは遅延の少ないヘッドフォンとしてパナソニックのRP-HD300B-Kを購入。apt-x LL対応で遅延が少ない。遅延があると映像の口の動きと会話や歌がずれて違和感を感じるので、遅延の少なさは非常に重要。

この組み合わせで快適にテレビ音声を無線化できた。少しは音ずれもあるのかもしれないけど、あまり気にならない。また音質は、Bluetoothは圧縮があるので本来はアナログ端子より良くなることはないはずなのだが元のアナログジャックの性能があまりよくなかったのか、Bluetoothのほうが音質良い気もしないでもない。

電源オフにしたあと、次回使用時にスムーズに接続されないこともあるが、つながってしまえば安定して快適。

注意点としてはテレビの音声をPCMの2chにすることと、デジタル出力時の音量調整はテレビではできなくなるのでヘッドフォン側で行うこと(ヘッドフォンの機種によっては変えられないのがある)

ワイモバイルと楽天

japanese.engadget.com

総務省官房長官などからの要請やそれに伴う秋からの法改正に対応した、いわゆる「分離プラン」をワイモバイルがいつ発表するのかを楽しみにしていたけど、それと同時に発生する楽天の自前電波回線対策を絡めた料金プランとなるため、発表は10月ぎりぎりになりそうな感じ。

一方でライバルの楽天はというと、10月のロケットスタートはできず、限定的なサービスで開始となるらしい。

www.businessinsider.jp

まあこの言葉を文面通りに信じる人はいないだろう。あまり思うように進んでいない様子。10年前のウィルコムXGPの進捗を思い出す。もっとも当時のウィルコムと違って楽天がつぶれることはないので、時間はかかってもある程度の形にはするだろうけど。

おそらく携帯の既存大手3社は楽天は当分は恐れるような存在にはならないとみたのではないか?

楽天がどんな料金プランにするかといえば、今のMVNOでの価格とそう違わないのではないか。当面はKDDIへのローミングが発生するのでそれがコストとして重くMVNO時代と変わらない面もある。今の楽天の料金はワイモバイルともよく似ているので、ワイモバイルもあまり下げないと予想できる。途中解約時の違約金が1000円までという規制への対応くらいか?1000円徴収する手間を考えると、もう途中解約という概念自体がなくなるかもしれない。端末分割に対する毎月の割引がなくなる分毎月500~1000円くらい下がるかと期待したが、途中解約違約金の制限がついたため逆に下げにくくなったのでは?あとは割り当て容量消化時の速度制限をどの程度にするか、1Mbpsくらい出てくれたら申し分ないけど。

もし上記の悲観的な予想に反して楽天が革命的に安い料金を出してきてワイモバイルもそれに対抗したとしたら、今はソフトバンク本家と同じ速度が出ているのを、ワイモバイルは制限するということもやりかねないのでどっちがいいかということにもなる。

Pixel 3a 購入

5月の連休明け早々に行われた発表当日にGoogle直に注文したPicexl 3aが届いた。香港経由で、以前Nexus 7を買ったとき以来の直販での購入。

Google純正のスマホ買うのは2014年のNexus 6以来でその時はキャリア経由だったが中身はSIMフリーであった。Pixelを買うのは初めてだが(そもそも日本で出たのが3シリーズから)実質Nexusシリーズの後継で、以前の感覚で使えている。

メーカースマホと違って音楽や動画再生のアプリは貧弱なのでそこは自分でアプリで補う必要がある。うさんくさいアプリも多いので初めてだと戸惑うと思うが音楽はPoweramp、動画はVLCでも入れておけばなんとかなるかな。配信しか利用しない人ならあまり気にならないポイントかもしれない。

Pixelといえばカメラで、そこを楽しみに買った。今まで使っていた(といってもサブ機として)P20はカメラがいいと定評はあるものの補正がきつくて不自然な色でそこが気に入らなかった。Pixel 3aはそんな派手な色ではなく、iPhoneのカメラに近い感じ。割と現物に忠実な色が出てると思う。

ディスプレイは有機ELだが、そんなにド派手という感じはなく液晶慣れした目でも違和感なく見れる。室内で見るにはとてもきれい。ただ屋外で弱いのは有機ELの弱点がそのまま出てる感じ。

SIMはP20から引っこ抜いたUQのデータSIMで、APNはプリセットされてなかったが手動設定で問題なく使えている。

ケースは純正のファブリックもので、手触りがとてもいい。結構高いけど。ケースつけてもそんなに重みは感じず楽に持てる。

ストレージ64GBはサブスマホなので気にならないけどメインならこれは物足りないと思う。SDカードも使えないし。音楽くらいなら入るけど動画をローカル保存は難しいと思う。