Huawei P20購入

昨年夏にP10 lite、秋にiPhone 8 Plus買ったばかりだが今年はP20を買ってしまった。本当はP20 Proが欲しかったがdocomo限定とのことで断念した。(MNPでとも思ったが収支的に合いそうにない)またHTCのU12+にも興味はあったが、SIMフリー市場でのP20の価格が思っていたより2万ほど安かったこともあり、結局これにした。

P20を買ったのはご自慢のカメラ目当てで、それ以外のスマホ本来の機能は今や何買っても同じだし、iPhoneもあるし、通信機能付きコンパクトデジカメくらいのつもりである。

とはいえ、いまだにコンパクトデジカメにすら及ばないところももちろんいろいろあって、旅行時にカメラ持っていかなくて済むという状況はまだ数年はなさそうに思うが。

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こうして静止しているものを撮る分には数年前のコンパクトデジカメ程度には撮れる。ノイズ感は少ないし、JPEG圧縮感もあまり感じない。最大2000万画素相当で記録は可能であるがその場合はズームが効かないし、またカラーのセンサー自体は1200万画素のため常用するのは1200万画素(4K相当)で撮ったほうがよさそう。またAIを駆使する自動モードはちょっとシーンの認識がおかしいのか色が派手になりすぎたりする場面もあったので、プロモードで、自分で露出などを意識しながら撮るほうがよさそう。AIも万能ではない。本番使用の前にしばらくは見慣れた風景、過去に撮った風景で試し撮りして癖をつかむと良いだろう。そこで昨年P10 liteで同じような状況で撮った写真が出てきて、言うほど変わらんよなあと感じた次第。P10 liteには何の不満もなく、カメラも廉価版とはいえ十分な写りだったので、普通なら1年で買うことはないと思うし、実際P20もP10 liteもP20 liteも価格ほどの差があるわけではない。もし今年P20シリーズ3機種どれにしようと思ったら、ワイモバイルやUQなどならキャリアルートでP20 liteにするのも毎月の割引考えるとおすすめ。

なお、P20にはUQ mobileのVoLTE SIMを刺している。VoLTEと言ってもデータ通信専用契約である。SMSは契約上は付属しているが使えなかった。au系SIMは使えないと言われているのは通話とSMSのことと思われる。データ通信自体は問題なく使えている。Band 1、18、41(wimax2+)を行ったり来たりしているようだ。

Osaka Metro発足から2か月

2018年4月1日に大阪市交通局大阪市高速電気軌道及び大阪シティバスへの営業の移管が行われて2か月以上が経過した。

今のところ目立った変化はないし、動きがあったとしても交通局時代に立った計画によるものだと思われる。車両や駅のマークなどは新しいものに置き換わりつつあり、ロゴマークもすっかりなじんできた。車両と比べると駅は遅れ気味のように思うが。

この間の動きについて記すと、

  1. 30000系や一部リニューアルされた新20系などのドア上のディスプレイではまだほとんどの編成で従来の交通局時代の仕様のままである。
  2. 新聞やテレビ、また多くの愛好家が公式な愛称ではない「大阪メトロ」表記を使い、Osaka Metroと表記されている例が少ない。
  3. 3月から4月にまたがって掲示される観光ポスターなどでは「大阪地下鉄」表記があったが、今出ているポスターはOsaka Metro表記となり、「大阪地下鉄」表記は切符類や乗り入れ先における路線図などでの表記にとどまっている。
  4. 公式サイトは従来のものをほぼ流用しており、リニューアルはおそらく秋(交通局時代の発注情報より)となる。大阪シティバス関連の新着情報がOsaka Metroサイトのトップに出る機会が減っており、これはあまり良くない現象と思う。

気になるのは部外者による「大阪メトロ」表記の多さである。新聞などは発表直後はちゃんとOsaka Metroと表記していたが、4月からはほとんど「大阪メトロ」となっている。固有名詞なのだし、また実際に読みは同じでも表記する文字により意味が大きく異なる例はいろいろあるので、勝手に変えてはいけないし、実際書き手のリテラシーや誠意などが表れている例も多いように感じる。ちなみにOsaka Metro公式サイトのHTMLファイルのmetaタグの中には「Osakametroの時刻表、路線、乗換案内等、総合情報サイト。大阪市交通局はOsaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)としてリスタートしました。「大阪メトロ」「大阪地下鉄」ではなく「Osaka Metro」と覚えてください!」と書かれている。

acer spin 7 購入

このところWindows PCはMac mini をBootcamp化したり、小型のデスクトップ(昨年中古で買ったM72e-Tiny)を買ったりして使っていたのだがベッドの上で寝転んで使うのに久しぶりにノートPCを買ってみた。

買うからにはちゃんとフルHD解像度で発色もよくてあまり重量も重くなくて腹の上に置いて使えるものと思って探したのだが良いものは当然高い。たまたまこacer のSpin 7 SP714-51-N58Uをamazonで発見。スペックのわりに異様に安い。8万円切っている。(後で知ったが数日前はセールでもっと安かった。)OfficeはMSのでなく互換品だがまあ家で仕事はしないし。

フルHD、メモリ8GB、256GB SSDでこの価格。去年は高かったようだがだんだん安くなったようだ。

使ってみたところ液晶の発色はあまり良くなかったが時間がたつにつれよくなってきた。ドライバのユーティリティで彩度を少し上げたら結構いい感じになった。キーボードは英字キーボードだったので、altだけで日本語オンオフできるフリーソフトでカスタマイズしたら便利になった。

ディスプレイは360°回転し、タブレットモードでも使えるがあまり便利ではないので実際はノートモードでしか使わないだろう。

他製品なら13万はするところなぜか8万円以下で良い買い物であった。

新快速に有料着席サービス?

newswitch.jp

JR西日本の新快速運転区間(新快速列車そのものとの断定はない)において、有料座席車導入の報道があった。複数の新聞社(または通信社)で報じられたので、具体的な決定はまだにしても検討していることは事実であろうし、公開されている中期経営計画にも着席サービスの記載がある。

新快速に指定席あるいはグリーン車導入という報道は前からあり、おそらくJR西日本としては20年以上の宿願に近いものではないかと思う。このところのインバウンド需要の拡大や、京阪でのプレミアムカーの成功などもあり、機が熟したということだろう。

さて、実際やるとなるといろんなパターンが考えられる。記事にも触れらているように、新快速への連結か別に列車を立てるのかはわからない。

  1. 新快速に1両程度指定席車またはグリーン車連結(自由席の置き換えまたは増結)
  2. 新快速と特急の中間的な指定席制の速達列車を新たに運転する

おそらく70%くらいの確率で1であろうけど、北陸新幹線敦賀へのアクセス列車兼用ということを考えると2の可能性も捨てきれない。時間帯や区間によっては両方という可能性もある。

たとえば敦賀関西空港直通特急が30分間隔で運転され、さらに敦賀~姫路にも30分間隔、あわせて大阪~敦賀15分間隔という需要は北陸新幹線敦賀開業後はありえる話。(開業後すぐには必要ないにしても)敦賀アクセスと関空特急を統合すれば大阪~京都間の線路容量的にもやさしい。車両は当面は681/3系としてもいずれ新車という可能性もある。今度は直流車でよいのである。難点は山科~彦根米原間が空白域になることか。一部をそっち周りにする手もあるが。

北陸新幹線というのがなければ単純に新快速への連結だろうけど、時期的にちょうど敦賀開業やうめきた新駅と重なるため、予想が面白くなってきた。

PHS終了

www.ymobile.jp

テレメタリングは残るとはいえ、全国音声通話、データ通信サービスは2020年夏で終了。W-VSの最後の利用者の支払いが終わってからの終了とは予想していたので、その通りになった。テレメタリングはユーザーが全然いない地域もあるだろうから、そういう地域で撤去したまだ使える機器を、しばらく残る地域の故障箇所に回したりして数年持たせるのでは。

今私がワイモバイルでスマホを使用しているのは無料でPHSを子回線として持てるのと、pdx.ne.jpのドメインのメールアドレスの動態保存にある。こうなるとPHSの最期を看取ったらMNPで他社転出しようかとも思う。いや、pdx.ne.jpの動態保存したい気もあるけど。

ワイモバイルの料金プラン自体には大きな不満はないが、新規優遇ばかりで既存ユーザーには冷たいので、大手3キャリアを行き来するのが良いのかと思う。あ、楽天は結構です。

携帯大手3社 +メッセージ(RCS)導入

www.nttdocomo.co.jp

ドコモ、auソフトバンクの携帯MNO大手3社が合同でRCS準拠メッセージである 「+メッセージ」の導入を発表した。

SMSやMMS同様電話番号でやりとりできるメッセージだが、期待していたところがあったので少し物足りなさが残る発表であった。

物足りない点について。

  1. SMSは従来通り一通3円であること。
  2. ワイモバイル、UQモバイルなどいわゆるサブブランドやMVNOなどにはまだ未開放なこと。(これは時が解決すると思う。)
  3. 従来端末と互換性のあるSMSやMMSに状況に応じて自動変換する仕組みが発表を見る限りなさそうなこと。

特にSMSが従来の料金のままというのは、RCSより劣る機能のものが高いという、消費者感情的に納得できないものがあり、プロトコル上かかる経費もあろうがそこはどうせ今後利用は減っていくものであるし無料化あるいは定額化して、電話番号利用のメッセージは全て料金気にしなくてよいという安心感を与えるべきであろう。(もしRCSの通じない相手の場合にSMSとなって、従量制のお金がかかるとなると安心してRCSすら使えなくなる。)でないとRCSが普及しない。だいたい今の携帯料金、よりコストのかかる音声通話が定額で、それよりはコスト安そうなSMSが高いというのはおかしいのではないか?

SMSが無料化してくれたら電話番号メッセージを安心して使えるので、普及も加速し、それを利用したビジネス用途(もちろんそういう用途ではそれなりのお金を企業からとるのはいい)も開けてくる。電話番号がメールアドレスとほぼ等しい価値を持つようになるので、例えばお客様センターや通販への申し込みに対してRCSで返答するというのが簡単にできるようになる。(今もSMSでやっているところはあるが文字数制限のためあまりたいしたことはできない。)なんらかのサービスのユーザー登録に携帯キャリアのメールアドレスを求める必要性もなくなるわけである。

MVNOユーザーにとってはこれが普及したらいわゆる「キャリアメール」の必要性が薄まるわけだし、またメールアドレスを変えたくないので携帯キャリアを変えないという人にもメールアドレスの必要性が薄まればキャリア変更の流動性も高まる。ここは広く開放して普及させてほしいところ。

本日よりOsaka Metro、大阪シティバス営業開始

大阪市交通局による地下鉄、バスの運営は昨日平成30年3月31日で終わり、今日から大阪市高速電気軌道株式会社及び大阪シティバス株式会社による運営となる。

それにあたって、長年使われてきた用語にも変化がある。

一般に鉄道においては、旅客から徴収するお金のうち、基本料的な性格のものを「運賃」、オプション料的なものを「料金」と言うことがほとんどだが、大阪市交通局では「運賃」のことも「料金」と称していた。おそらく条例上そうなっているからなのだろうけど、株式会社化によりこの用語が他社同様の「運賃」と変わった。

www.osakametro.co.jp

おそらくほかにも用語の違いはあちこちに出てくると思うので、観察してみたいと思う。