いよいよ今月限りでウィルコムは会社としては消滅で、来月からはY!Mobileとなる。一部のショップはリニューアルオープンを予告しているがまだ具体的なことはわからない。
DDIポケット時代も含めたこれまでの使用機器を懐かしんで見る。
DDIポケット時代
DL-S28P
PIAFSで通信するだけなので特にこだわりなく選定。
DL-S200
メールが今の前身のPメールDXとなり、Eメール扱えるようになる。当時は回線交換のみなので長文や大量受信なら携帯電話よりコストは安いものの短文メールを頻繁だと割高で不利であった。またその回線交換しかない当時のPHS事情ゆえ、定額制通信など思いもよらず、また当時普及しつつあったi-modeのようなネットサービスも貧弱なH"リンクしかなく、このまま衰退していくのかなという思いが生じる。
RZ-J81
三洋の機種は感度がいいという評判だったがあまり違いは感じなかった。
HV50
ライトEメールの文字数が拡張され、Eメールに近い感覚で使えるようになった。デザイン的にも洗練されていて結構気に入っていた。ディスプレイがカラーのHV200もあったがHV50はモノクロ。ただ当時の解像度やコンテンツ的にカラーであっても仕方なかったのでむしろモノクロのほうが見やすくてよかった。
HV210
HV50はライトEメールのみだったがこの機種からフルのEメールが定額となる。メール銀河と組み合わせて簡易なWeb閲覧もしていたが、徐々に端末単体でのWeb閲覧ができればという願望が強くなった。
AH-N401C
データ専用を買ったのはこれだけ。ネット25でザウルスに刺して使っていた。
AH-K3001V
ごぞんじ京ぽん。単体でPC同様のWeb閲覧できるというのは端末単体でできないことでもWebサービスを使って補えるということで(当時はクラウドという言葉はなかったけど)いろんな可能性を秘めた端末であった。またこの機種から解像度がQVGAになったが10年たった今なお大半の機種はQVGAのままである。
これの登場した当時はユーザーは300万を切っており、600万に迫る今より厳しい状況だったのだが、この機種の出現によりユーザーが増加に転じ、その後経営がウィルコムに変わった後通話の定額制を導入し、毎月50000前後のペースでユーザーが増えていくことになった。(それは長くは続かなかったけど。)
ウィルコム時代
WX310K
京ぽんに動画再生やBluetoothが加わった。ほぼ同時にW-SIMのW-ZERO3も登場してどちらにしようと思ったが、こっちにしたことは間違ってなかったと思う。端末単体でのWeb閲覧に関しては(Android機を除けば)これを超える機種はまだないしもう出ないと思われる。ただOperaのバージョンが古いため最近のサイトでは支障が出ることもあるかも。
この機種は発売されてからというよりむしろ発売前のスペック予想が楽しかったな。
WS020SH
使いにくくあまりいい思い出はない。
WX341K
初のおサイフ対応機。新幹線のエクスプレス予約にも対応しEX-ICも使えるようになっただけに後継がないことは惜しまれる。後継があれば併用するスマホにおサイフのついていない海外機を選ぶこともできるのに。
WX01K
薄型の標準的な機種。