WX12K登場

スマートフォンなどとの様々なBluetooth連携が可能
Bluetoothを搭載したスマートフォンとの連携により、スマートフォンの子機として使えるだけでなく、親機としても使えます。ご利用中のAndroid OSのスマートフォンに、Google Playから「だれとでも定額パス アプリ」をダウンロードし※1インストールしていただくことにより、スマートフォンからウィルコムの回線で通話が可能になります。また、BluetoothのPANに対応したスマートフォンタブレットと、WX12KをBluetoothで連携すれば、PHSデータ通信によるテザリング機能も利用できます。

Bluetoothのモデムとして使えるのはスマートフォンを除けばWX310K以来8年ぶり。(WX310KはPANじゃなくDUNだったけど)

機能的には申し分ないけど残念なのは料金面で、スマートフォンがイチキュッパと1980円で推しているのに(キャンペーン価格だがなんだかんだで少なくとも24ヶ月は適用される人が多いと思う。)それよりフィーチャーフォンタイプが高いという逆転が起こっている。基本料分も高い。今後キャンペーン的になんらかの割引が発表される可能性はあるけど、定価で見ればわざわざこれでテザリングするメリットは皆無である。

あとW-VALUE SELECTでの払いが36ヶ月、つまり3年払いとなっている。3年以内にこれ以上の機種が出る可能性は低いだろうがMNPでの転出などを考えるとW-VALUE割を満額受け取れる可能性は低く、実質価格にはなんの意味もない。(だからこそ3年払いにしたのだろうが。)W-VALUE割を受けるには必要あろうとなかろうと980円分使う必要があり、実質だれとでも定額必須に等しい。

悪い機種ではないのだが2、3年出るのが遅かったなという印象。PHSと心中するつもりで、iPod touchNexus 7を使いたいなら悪くはないんだろうけど。

(追記)あと細かいところではメーカーにupされている説明書PDFを見ると、NetFrontブラウザの表示モードでSmart-Fitモードがなくなっているっぽい。ケータイモードでCSSを有効にしたらSmart-Fitモードはなくて困るものでないと思うけど。