IP電話で無料留守電

基本料無料のFUSION IP-Phone SMARTで無料で留守電、それも音声メールとして送ってくれるのが使えるようになったので気になっていたのだが、あまり電話は使わないので利用シーンが思い浮かばなくてアカウントをとらないでいた。

しかしウィルコムの留守電の代用として使えばいいのではないか?と思い、転送時の料金と留守電センターの利用料を比較してみたところ、転送させてFUSION側の留守電でキャッチさせたほうが安いと判明。利用してみることにした。

ウィルコムからの転送は圏外時や電源オフ時だけなので、通常なら本体にある留守電機能の方が優先される。(これは当然無料。)ウィルコムの転送料金は新定額プランSなので30秒21円(だれとでも定額に入っていたとしてもこれは必要となる)、もし留守電サービスなら録音されて20円、さらに聞くのにアクセスチャージ10円+30秒10円だから余程長くない限りFUSIONへ転送したほうが安いのである。小さいことだが月々の留守電基本料100円もかかっていたのが、転送なら基本料はかからない。

FUSION側はSIPアカウントをスマートフォンにセットして通常の電話として使ってもいいのだが個人で電話を使うことはあまりないので、端末にはセットせず完全に留守電ボイスメール用として使う。(もし必要が生じたらそのときにセットすればいい)IP電話の端末を設定していないので無条件に留守電になる。録音メッセージをWebの管理画面でダウンロードするか、メールに添付して送るかを選べるのでメール添付を選ぶ。ダウンロードにするか添付にするかは使っているメールの添付可能容量によって選べばよかろう。結構ファイルサイズは大きい。本文にはどこからの電話かも(非通知でなければ)電話番号が書かれている。以前はウィルコムから転送した場合は通知の電話であっても転送先には通知されなかったらしいけど、昨年からされるようになったらしい。