ドコモ版iPhone

iPhoneに魅力は感じるもののキャリアがソフトバンクということでなかなか買う気がおこらなかったのだが、テザリング可能なルーターを使えばドコモ網を利用したiPhone利用もできるわけだし、MNPのキャッシュバックや基本料無料特典などを考えると海外からSIMロックフリーiPhoneを買ってドコモに持ち込んで契約するよりトータルで安くiPhoneをドコモ網で使えることがわかった。2年前に購入のXperiaMNPのタネにしてiPhone 4Sを入手したのは2ヶ月半前のこと。

そういう現状なのでドコモからiPhoneが直接販売されるニーズは個人的には今すぐにはないのだが、もし出たとすればソフトバンクの基本料無料特典期間切れやドコモでテザリングに使っているSH-12Cの2年契約切れのタイミングで、ドコモ版iPhoneMNPで移動するという選択肢もとれるだろう。

NTTドコモの山田隆持社長は27日、米アップルのiPhoneの取り扱いについて「現状では厳しい」と述べた。

2012年3月期の決算会見で山田社長は新年度も米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したスマートフォンを主力にし、販売台数を昨年度の1.5倍の1300万台に伸ばす考えを示した。

アップルは通信事業者に販売ノルマなどを要求するとされ、山田社長は「(iPhoneの販売を全体の)半分以上にしろと言われたら、我々の基本戦略に合致しない」と述べ、条件が折り合わないとの考えを示した。

ただ、現状は上記のようにドコモから出る可能性は低そうである。(直接ドコモが販売にタッチしなくても、アップルがSIMロックフリー版を日本でも売ってくれれば別にそれでもいいのであるが。)それに上記のようにテザリングを使うことで実質的にドコモ網を利用することは可能なわけで、型落ちで安くなって月々サポートが増額されたXiスマートフォンルーターとして利用して、iPhone自体はソフトバンクKDDIをいったりきたりというのもいいかもしれない。