青春18きっぷの存続を心配する理由

Business Media 誠:杉山淳一の時事日想:「青春18きっぷ」が存続している理由 (1/5)

大筋ではその通りだとは思う。なんだかんだ言っても手っ取り早い売り上げ確保手段である。

ただそれでも廃止説が絶えないのは(もう20年来の年中行事である)かつてのワイド、ミニ周遊券のように上記記事の理屈だと廃止にならないはずのものがあっさり廃止になった前例があることもあるだろう。

今の18きっぷも決して完璧ではなく、いろいろ問題もあろう。(利用者視点、JR側の視点の両方で。)少子高齢化の影響もあって当初の狙いの若者の利用が少なく、おじさんおばさんばかり目立つことも多い。若年層からすれば決して安い切符とも言えないだろう。

またこれだけ便利で安いと思われるきっぷなのにいまだ知らない人も多く、そういう層に浸透するのに従来とは違う販売方式も検討の必要があるだろう。観光地やイベントなどとのタイアップなどもできるのではないか。