ウィルコム新機種雑感

一昨日の続き。WX01K以外について機種別に感想をまとめてみる。

京セラの2機種は実質HONEY BEEが男女別になったようなものか。ディスプレイが大きければこれでもよいのだが、もうQVGAには戻りたくない。というかAH-K3001V以来何年向上していないんだよ。

SIIのSOCIUSは面白い。ただブラウザなしはいいにしても、twitter等テキストベースのSNSに関するアプリを何か入れておけば話題性があったのでは?スマートフォンとの2台持ちを前提としているようだが、タッチパネルでの文字入力が苦手な人も多いし。またBluetoothのファイル転送などにも対応しておいてほしかったところ。

ネットインデックスやABITはEメールが使えない機種。ユーザーはまさかメールなしの機種があるとは思っていないだろうから、販売時の注意が必要そう。先に発表されたWX01UTもそうだけど、こういう機種はもうW-VALUE SELECTなどなくして、現金一括払いで販売し(1万円以下は可能だろうか?)、その分ずっと安い基本料で使えるようにするというのでいいのでは?縛りがない分解約されやすくなるけど、一方気軽に試しやすいということでもあるし。プリペイド式にする手もあろう。

端末をみかけ上安く見せたり、時期に応じて基本料の実質的な調整にも使われる(その最たるものがスペシャルモデル)W-VALUE SELECTだが、計算を理解しているユーザーなんてほとんどいないのだから、ローエンド機は除外していく方向でいいのでは?その結果購入時の頭金が京セラ機よりネットインデックスやABIT機のほうが数千円高くなったとしても毎月の支払が大幅に違えばそっちを選ぶ客もいるだろうし。というか同じ土俵の販売形態だと京セラ機には勝てないのはこの数年(HONEY BEE登場以後)のメーカーシェアを見れば一目瞭然。

イエデンワも同様で、W-VALUE SELECT関係ない販売にし、その分短期間でも利用しやすいプランを提供すれば想定通り工事現場や仮設事務所等で利用しやすくなる。レンタルもいいだろう。