京セラのIR情報より。
・下期はウィルコムの再建によるＰＨＳ端末の需要の回復も期待されます。
・ＰＨＳ関連事業については、新たなスポンサーのもとでの事業展開に即した製品展開を図ってまいります。
・ウィルコムによる基地局関連投資での事業機会の獲得に努めてまいります。
端末や基地局の代金を踏み倒された（元親会社として放棄したものだが）会社に対しこんなにも前向きなことを言ってくれている。（しかも投資家向けに。）まあほぼシェアを独占してしまった音声PHS市場を手放すというのもそれはそれで難しいのかもしれない。
「新たなスポンサーのもとでの事業展開に即した」というのが気になるところで、それはソフトバンクの意向に沿ったということになる。だれとでも定額を全国的に始めるのでそのタイミングで新機種投入と考えればストーリーは成立するが、さて？
端末の方は「新たなスポンサーのもと」で、基地局は「ウィルコムによる」と表現が使い分けられているのもちょっと気になるところ。
前から書いているように、HONEY BEEで「コム」するために加入した層が続々とW-VALUE SELECT2年明けしてくる時期。ここでそれを機に解約されるか、機種変してさらに2年続けてもらえるか。解約率の低下のためには非常に大事なこと。
（追記）いや、BAUMやWX340Kだって2年たつ。これらの後継も必要。本来ならBAUMが機能そのまま若干小型化してHONEY BEEの後継となって、BAUMやWX340Kの後継にはもう少し機能向上したものが出てくるべきだけど。
