近鉄車両数削減

近畿日本鉄道が平成24年春までに、2000両近い保有車両を約1割減らす方向で検討していることが16日、分かった。24年春にダイヤを大幅に改正し、準急を中心に運転本数を減らす一方で、急行の停車駅数を増やして利用者利便を確保するほか、特急料金に割引制度も検討する。近鉄が車両数や運転本数を大幅に減らすのは戦後初めてとなる。

近鉄は今後、老朽化した車両を中心に順次廃棄していく。地域や時間帯によっては運転本数を減らさずに編成車両数を減らすことも検討するが、準急の本数は大幅に減り、その分を急行などでカバーする方向だ。

いくつかある車両基地から少しずつ車両を減らすんじゃなくて、どこかの車両基地をまるごと閉鎖というのもあるんじゃないかな。変動費だけじゃなくて固定費部分の削減もしないと効果が出にくいだろうし。

近鉄の準急って存在が中途半端で、2両でも十分な郊外区間を延々と4両で走っていたりするので槍玉にあがるのは仕方ないところ。郊外側では急行と2両編成の各停(おそらくワンマンとなろう)の接続とすればあまり不便をかけずに車両数や走行キロはかなり減らせそう。急行だって長距離のはなくなるかも。

特急料金の料金システムを弾力的なものにするというのも急行の肩代わりを考えているからだろうし。JRの石勝線や海峡線みたいに普通を走らせず特急だけ運転する区間が出てこないとも限らない。

(追記)

日曜日にこういう声明出してお疲れ様です。