大阪市の平松邦夫市長は22日、市営地下鉄で最初に乗った駅から次駅までの乗車運賃について、現行の200円から100円への引き下げを検討していることを明らかにした。
沿線での近距離の移動手段を自転車から地下鉄に変更してもらい、駅周辺の違法駐輪を緩和する狙い。秋に発表する市政改革方針に盛り込む考えだ。
市営地下鉄の基本料金(1区間)は現在、大人1人200円。平松市長はこの日、報道陣に、「(複数駅にまたがる)1区間は200円のままでも、1駅だけの利用は、ワンコイン(100円)にすれば、自転車をやめて地下鉄を使う人は多いのではないか」と話した。
ただ市交通局は、収入減につながりかねないとして難色を示し、実現には曲折も予想される。
淀屋橋−梅田とか難波−心斎橋とか、御堂筋線を中心に1駅でも利用の多い区間もあり、いきなりの半額化は影響大きそう。というか利用人数的には自転車利用の少なそうなところのほうが多いのだし。
環状線より外側などの限られた区間だけなら可能かも。
もし実施されたらこれは市バス乗り継ぎ割引の対象外(または割引額の減額)とかはありそう。
また、平松市長は市営地下鉄の梅田、東梅田、西梅田の3駅の乗り継ぎを30分以内にしなければならない現行システムについても、時間延長の検討を表明。「(延長で)乗り継ぎ客が途中で買い物を行い、にぎわいにつながる」とした。
むしろこっちのほうがありがたい。神戸市交通局(三宮、新長田)は長いぞ。