DIGAの熟成

ここまで説明してきたように、BW930世代では、旧世代に比べ様々な機能が向上している。だが、UniPhierを中心としたLSI関連については、「旧機種と大きくは変わっていない」(川崎氏)という。すなわち、画質向上もオートチャプターも、ソフトウエアの改善・熟成によって実現しているのである。甲野氏も、「UniPhierは、ソフトウエアで内部のアルゴリズムや処理を柔軟に変える事ができます。同じ世代のLSIを長く使う事によってこれだけの熟成ができたとも言えます」と話す。BW900世代では、時間などの制約で実現できなかったことが、BW930世代で実現できた、と考えればいいだろうか。

XW300もソフトウェアのバージョンアップで機能向上してくれんかな。数千円なら有償でもよいぞ。(東芝はそういうことを時々やっていた。)