ダビング10延期?

総務省情報通信審議会は2008年4月25日、「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 第36回」を開催した。その中でDpa(社団法人デジタル放送推進協会)が2008年6月2日午前4時に運用開始を予定していたデジタル放送のコピーワンス緩和策(通称・ダビング10)が、予定通りにスタートすることが事実上不可能であることが分かった。

普通の会社の場合、予約していた座席がオーバーブッキングなら上位クラスの空席に案内されるし、課金システムの開発が遅れたら完成するまでは無料にするとかよくある話。要は次善の策が消費者の不利にならければ問題ないわけだ。この場合、準備が整うまでは暫定的にコピーフリーやEPNにするのが普通の会社の対応なのだが。