山陽・九州新幹線の今後の予想とか課題とか

山陽・九州新幹線の直通が発表されたり、500系のこだま転用8連化が報じられたが、それに関するその他のこと。

まず直通は現ひかりレールスター編成がN700ベースの新型に置き換わると報じられているが、それはおそらく新種の愛称がつくのであろう。ただそれはダイヤや料金上は「のぞみ」格なのか、「ひかり」格なのか気になる。あまり種類を増やすわけにもいかないだろうから九州新幹線直通の愛称は1種類ではないだろうか。現状のひかりレールスター停車駅をあまり減らすわけにもいかないだろうから、「ひかり」格ということになるのか?

また予約システム「エクスプレス予約」は九州新幹線もカバーするのだろうか?列車が東京直通しないのは理解できるが、ハード的な直通は無理でもソフト的な直通は不可能ではないはず。JR九州が独自にシステムをつくってもそれをJR西日本エリアの利用者に周知するのは難しいだろうから、エクスプレス予約に統合するのが無難と思う。東京発着のぞみと博多で九州内区間運転の便に乗り継ぐときに対面乗換で、座席もなるべく近くという配慮があればなおよい。東京から乗り継ぐ人は少ないだろうが名古屋からならありえるし、また後述のように直通列車の指定が取れなくて乗り継ぎせざるを得ないこともあるだろうから。

また以前少し書いたが直通が現状と同じ8両だと指定券が取りにくい恐れもあり、指定席の比率が高くなるのかもしれない。(だからこそエクスプレス予約統一化が重要とも言える。)座席のバリエーションも今より乏しくなって収容力重視になるかも。(さすがに4列シートは踏襲されるだろうけど個室を置く余裕はないかも。)また500系や700系レールスター編成がこだまに回ることで、今よりこだまの足が速くなる。短距離の利用はこだまに誘導することで、速達タイプの混雑を減らすことはできるだろうか?